高速道路でタイヤがバースト

2022年2月21日

南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。

本日の紹介作業は、なってしまうとパニックに陥る「バースト」でのタイヤ交換です。

高速道路で何か落下物を乗り上げてしまった様で、物凄い音と衝撃があった様です。

その後すぐにタイヤがガタガタ言い出したので、バーストしたとすぐにわかりスペアタイヤへ交換し、当店に御来店されました。

さてそんな状況ですが、ぱっと見はよくわかりませんがタイヤが微妙に変形してる様な気がします。

でも触ってみても殆ど分かりません。

埒が明かないのでタイヤの内面チェックですｗｗ

すると綺麗にといっていいかは疑問ですが、裂けてます・・・

【損傷部拡大】

これは修復不能です。

溝はありますが致し方ありません。

かなりの衝撃があったので、念の為にホイールバランサーでホイール単体での回転チェックをしましたが、対処が適切だったおかげでホイールは継続使用可能です。

ですので新しいタイヤを用意しまして、交換後にホイールバランスを調整します。

今回はNEXTRYを用意させて頂きました。

パンクではなくバーストだったので心配だったのがコチラのTPMSです。

一気に空気が抜けた際に折れたり割れたりしてないか不安でしたが、特に損傷はありませんでした。

前回タイヤ・ホイールを交換した際に取り付けさせて頂いたTPMSで、バースト発生時にランプが緑からいきなり赤に変化したので、一発で異常発生と判断されたとの事でした。

バーストではありますがランプの色で視覚的に役に立ったことが、付けて頂いてよかったと改めて感じますね。

こんな感じの金属バルブが付いてると、TPMSが付いてる可能性が非常に高いので、タイヤ交換時は破損させない様に注意が必要ですね。

稀にこの形状でも外してみるとただのエアバルブという事もありますが・・・

一度外したTPMSを規定締め付けトルクにて、再取り付けし直してタイヤを組み付けたら作業はほぼ終了です。

前回購入時同様に窒素ガスを充填し、バランス調整・エア漏れ点検・ホイール洗浄を行った後、車体に取り付けて完成です。

バーストが原因でのタイヤ交換ですが、今回はタイヤのみ交換でアライメント調整は致しません。

お勧めはさせて頂きますが、ユーザー様がどんな作業プランを選択するかはある程度自由度があります。

そんな訳でタイヤ交換終了です。

溝は少し減り気味だったので、今回は２本交換で左右のタイヤの溝を揃えさせて頂きました。

あと２本はまだまだ使用可能ですので、フロント２本交換です。

4WD車の場合は駆動系の兼ね合いもありますので、可能な限り４本セットが望ましいですが、今回は2WD車なので問題ありません。

タイヤ交換はコクピットさつま貝塚まで、お気軽に御相談下さい。