2022年2月19日
南大阪のタイヤ屋さんでありながら、CUSCO製品も扱っているコクピットさつま貝塚です。
本日はそんな補強パーツの印象が強い、CUSCOのパワーブレース取り付けの御紹介です。
お車はこちらのトヨタ VOXYです。
ミニバンは室内が広く乗車定員も多いタイプが多く、使い勝手は抜群ですがそれゆえに開口部が広く、ボディ剛性は物足りない事が多いですね。
こちらのVOXYもそうですが、フロントはストラット式サスペンションで、リヤはトーションビーム式サスペンションという足廻り構成です。
マルチリンク式等に比べて部品点数が少なく、コストパフォーマンスには優れますが、走行中の路面追従性は不満を感じる事も多い様です。
ただ、サスペンションそのものの構成をグレードアップするのは不可能に近いので、手軽に剛性感の向上やサスペンションを動き易くするには、ブレースバーの取り付けがお手軽でオススメです。
ミニバンでは折角の広い車内を犠牲にする事無く、取り付けが可能なアンダーブレースがオススメです。
車種により取り付け箇所は様々な物が各メーカーからリリースされてますが、今回はCUSCOのリヤ用の取り付け作業です。
下廻り作業なのでまずは車両を持ち上げてからの作業スタートです。
純正の特に補強していない状態でも、所々にパネルボンドを使ってフレーム部分をメインに補強はされています。
されてはいますが、トーションビームの捩じれを抑制する領域には達せない感じです。
取り付け後がコチラです。
フロアの面積に対して「たったこれだけの追加バーで何が変わるの?」って思うかも知れませんが、見た目以上に効果はあるんです。
リヤ用を付けた方の多くは、「今まではフロントに対してリヤが数テンポ遅れて反応してたのが、かなり改善された」と満足度の高いパーツでもあります。
大きいミニバンボディなので、ちょっと補強するだけで違いは感じ易い様ですよ。
付け方は簡単親切設計のボルトオンです。
フレームのサービスホールにナット代わりのステーを入れて付けるので、位置合わせは多少の慣れが必要です。
しっかり取り付けて、規定締め付けトルクで締め込んだら作業完了です。
これでリヤの不快な動きは制限されて、取り付け前より改善されたと思います。
ボディの捩れの抑制にもなるので、ボディの経年劣化を遅らせる事も出来るかも知れませんね。
ブレースバーの取り付けはコクピットさつま貝塚まで、お気軽に御相談下さい。