2022年2月18日
南大阪のタイヤ屋さん
コクピットさつま貝塚です。
本日はタイヤ交換の御紹介です。
タイヤを交換するには、画像の様な「タイヤチェンジャー」と呼ばれる大掛かりな機械の使用が一般的です。
そのタイヤチェンジャーを使用して、まずはタイヤサイド部をホイールから少し剥がしてタイヤチェンジャーにセットします。
そしたら現在装着中(今回は先代モデルのPlayzが付いてました)のタイヤを、タイヤレバーというバールの様な物でこじりながら、タイヤとホイールを分離します。
タイヤレバーを掛ける時や、タイヤチェンジャー作動中にホイールに傷が入らない様に注意しながら作業します。
分離出来たら今度は、タイヤとくっついていたホイール内部を清掃します。
画像で見るとタイヤカスがぐるっとついて、黒くなってる箇所ですね。
この程度であれば、新品タイヤを組み付けた際に空気漏れは起こしませんが、当店ではタイヤカスの多い少ないに限らず、全数必ず清掃します。
タイヤカスが多い場合だと、新品タイヤ組み付け時にホイールとの密着不良で空気が漏れる原因になります。
清掃した後がこちらです。
かなり綺麗になりました。
極稀ですが清掃すると、ホイールにヒビが入ってる箇所を発見する事もあります。
汚れてると見落としがちなので、そういった確認の面でもタイヤカス除去は大事ですね。
ヒビが入るのは空気圧不足での走行や、ホイールを縁石などにHITさせた等、または超低扁平タイヤでホイールに路面入力がダイレクトに伝わってる等、外的要因がヒビを誘発させる事が多いです。
しっかり清掃も終わったら、エアバルブも交換して新品タイヤを組み付けます。
今回使用したタイヤはPOTENZA Adrenalin RE004です。
サイズ的にNEXTRYかRE004かRE-71RSの三択になり、新車装着時相当品のエコタイヤが選べなくなってましたので、PlayzからPOTENZAへとキャラクターチェンジとなりました。
組み付け後はしっかりと空気圧を調整して、最後にホイールバランスを調整してタイヤ交換自体は終了ですが、当店では新品タイヤ交換時はホイールのインナーとディスクデザイン面を洗って、水槽に沈めてビード等全体的にエア漏れチェックを行い、問題なければ車体に取り付けます。
当然ですが4本交換の際は、この工程を4回行います。
稀に新品タイヤでも水槽に沈めると、微小のエア漏れがある事もあるのでやっておいて損はありません。
少しでもエア漏れが発生してると後々大変なので、他店よりはお時間を頂戴する事にはなりますが、省ける工程ではないと思っています。
以上がタイヤ交換の一連の流れでした。
タイヤ交換はコクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。