2022年2月1日
本日の作業紹介はホンダN-BOXのストラットバー取り付けです。
背が高いハイト系のお車で、フロントはストラット式でリヤはトーションビーム式のサスペンション形状、オーソドックス且つ主流の構成ですが、開口部の広いワゴン形状のボディにそのサスペンション構成は、剛性不足を感じる方も少なくありません。
コチラのN-BOXも車高調でローダウンし、ショックアブソーバーのシリンダー径は純正より太くなり、強化されてますが、ボディのしなりや捩れの抑制とまではいきません。
ボディそのものの捩れ等の抑制は、やっぱりボディ補強パーツが効果覿面なので、付けると体感のし易いストラットバーを取り付けます。
作業前のエンジンルームですが、ストラットバーを取り付ける筈の「ストラットタワー」が見当たりません。
それもその筈、ウォッシャータンク下とヒューズBOX下にストラットタワーがあり、サスペンション自体の固定もセンター一点留めなので、アッパーマウントに共締めという感じでもありません。
見て分かる通り、ストラットタワーがその位置なので、そこにブラケットが付く気配は全くありませんがww
商品を出してみると、この様な形状で何やらボルトナット等の付属品(特殊なステー形状)があるので、何処かサービスホールを利用して固定する形ですね。
で、その場所はというとフェンダーを固定しているサブフレームの様な部分です。
この位置のサービスホールを使用しますが、穴が小さくて付属ステー付きボルトが微妙に入れ辛いんですww
でも油断してこの部品を落としてしまうと大変なので、慎重に作業します。
ブラケットの固定のもう一カ所はボンネットのヒンジ部分のボルトに共締めです。
コチラは少し緩めてブラケットをスライドさせて取り付けますが、説明書には「ボルトを落とさない様に」という様な注意書きが・・・
狭い箇所でかなりスリル感ある取り付けでしたw
という感じでブラケットが付いたので、各クリアランスを確認しながら締め付けて、最後にシャフトを固定したら完成です。
今回も「ストラットバー」と言いながら、ストラットタワー部分には付かないタイプのお車でしたが、左右のフェンダーエプロンを繋ぐ様な形なので、剛性アップは期待出来そうです。
ストラットタワー位置的に取り付け出来なさそうでも、今回の様にサービスホールを利用して取り付けるタイプの製品もありますので、付けてみたい方はお気軽に御相談下さい。
作業と関係ないですが、ブリヂストン製タイヤが4月1日より値上げとなっております。
タイヤ交換が必要な方は、値上げ前にご依頼頂いた方がお得ですよ。
コクピットさつま貝塚