2022年2月3日
本日の作業紹介は、レヴォーグのタイヤ交換とアライメント調整です。
サスペンションを交換した時に一度アライメント調整をしているので、大幅に数値がズレている事はないとは思いますが、タイヤ交換するので念の為に診ておくといった感じです。
タイヤ交換作業は割愛させて頂きまして、セイバーリングで4本交換させて頂きました。
タイヤ交換が終わったので、アライメント調整作業に移ります。
まずは測定させて頂き、その後調整作業という流れです。
調整可能個所は「リヤトー」、「フロントトー」、「フロントキャンバー」です。
前回調整した数値と誤差があれば、調整が必要です。
測定したところ、リヤもフロントも僅かに数値の変化がありましたので、再調整させて頂きます。
タイヤ交換しただけでも、アライメントは変化しがちですし、走行を重ねるだけでも徐々にアライメントはズレてくるので、再調整が必要なのは想定内ですww
まずはリヤから調整していきます。
アライメント調整機構の多くは、目盛りを刻んだワッシャーの様な物があり、この部分のボルトナットを動かして調整します。
調整代はまだありましたので、キッチリと調整させて頂きました。
リヤはトーだけなのであっという間に完了しましたが、フロントはキャンバー調整があるので、少しリヤよりは手間が掛かります。
サスペンションとナックル固定部分のボルトを動かしてキャンバーを調整します。
この部分も目盛りが刻んでるので、調整可能個所だと分かり易くなってます。
1G状態でしかもタイヤが付いた状態で作業するのは、そこそこのトルクで締まっているボルトなので、工具選びから少し大変ですw
ブレーキホースやABS輪速ハーネスに負担を掛けない様に作業を進めていきます。
キャンバー調整が終わったら、キャンバー調整でナックルに引っ張られてズレてしまったトーを調整します。
フロントのトーは目盛り付きのボルトナットではなく、タイロッドを伸縮させての調整です。
ここまで調整が一通り終わったら、全体の数値を見直します。
ボルト固定時に若干数値が動いてしまう場合もあり、その際は微調整が必要です。
今回はすんなりと固定できたので、アライメント調整はこれにて終了です。
最後に実走チェックをしたところ、安定感もステアリングの中心もバッチリなのでこれで作業は全て完了となります。
一度アライメント調整をしているお車でも数値がズレている事もありますので、一度もアライメント調整を依頼した事がないという方は、タイヤ交換時にアライメント調整をお勧めします。
タイヤの偏摩耗抑制にもなりますので、センサーを付けて大掛かりな作業に思われがちですが、タイヤの健康診断という軽い気持ちでご依頼下さい。
アライメントの数値は測定しないと分かりませんが、実はズレがなくて健康そのものという事も当然御座います。
その確認の為にもアライメント測定が重要です。
調整が必要か分からないけど、一旦測定して状態を確認したいなんて事も勿論可能です。
測定結果を元に、ユーザー様自身で調整するか確認だけにするかの判断をして頂ければ結構です。
勿論不安な場合は判断のお手伝いもさせて頂きますよ。
アライメント調整及び測定は、コクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。