2022年1月6日
200系カローラツーリングにフロントストラットバー、所謂タワーバーを取り付けます。
ストラットバーというとサスタワーにブラケットが付いて、シャフトを左右に渡すというタイプがメジャーですが、中には特殊な取り付け方法のタイプが存在します。
それが今回のカローラツーリングです。
ボンネットを開けてエンジンルームを確認すると、ストラットタワーはワイパーカウルに隠れていて、隙間を覗いてもストラットバーを通す隙間が無さそうです・・・。
ではどうやって取り付けるかと言いますと、こんな感じにコアサポートやワイパーカウルを駆使してブラケットを固定し、ストラットタワーよりも前方の位置にシャフトを付ける感じです。
使用したのはクスコ製のストラットバーです。
運転席側はワイパーカウルにボルトナット固定と、LLCリザーブタンクと共締めでブラケットを固定します。
ブラケットは金属ですが、他は樹脂パーツなので締め過ぎて樹脂パーツが歪まない様に注意しなければなりません。
こちら側はブラケットを付けたら、ヒューズボックスとLLCリザーブタンクが開けられなくなりましたww
まだまだ新車なので当分触る事はないので良しとします。
助手席側のブラケットは更に前方まで伸びて、コアサポートのサービスホールにボルトナット固定し、後は運転席側と同じくワイパーカウルに固定です。
コチラもヒューズボックスが開けられなくなりましたww
トラブルシューティングでヒューズを点検する際は、左右共ストラットバーを外す必要がありますね。
ストラットタワーよりも鋼板の薄い位置に固定ですが、路面入力を受けた際に歪まないのでしょうか・・・
心配になりますが、TRD製も同形状だったので理にかなった形状で、クスコも何度もテストした結果この形状になったものだと思われます。
そんな感じで取り付けは完了です。
ストラットバーという事ですが、取り付け位置的にストラットではない様な気もします・・・
補強には変わりないのですが、感覚的にはアッパーブレースバーとでも言いたくなる形状ですねww
今回はストラットバーのみ取り付けました。
アンダーブレースもつけたかったのですが、カローラツーリングでは適合品がストラットバーのみでした。
姉妹車のカローラスポーツにはアンダーブレースもあるので、流用は可能だと思いますが他車種流用は何が起きても自己責任の覚悟が必要です。
メーカーが適合として出していない製品をオススメする訳にはいきませんからね・・・。
クスコさん、カローラツーリングの適合確認が進む事を切望致しますww
カーメーカーが純正採用するくらいのパーツ、ストラットバーの事ならコクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。