2021年8月26日
サスペンションを交換し、アライメント調整はなさっていない様で、ステアリングセンターが若干ズレた様です。
サスペンションを純正から純正に交換するだけでも、アライメントはズレるので、ダウンサスや車高調等、サスペンションの全長が純正から変化するなら尚更ズレます。
そんな訳で気になさっていたのはステアリングセンターでしたが、タイロッドを微調整するだけではなく4輪共にセンサーを取り付けて、アライメント作業を行います。
お客様自身もアライメントの事は御存知で、アライメント目的でご来店された形です。
そんな訳で早速測定開始です。
測定してみるとローダウンしている兼ね合いもあり、自然にネガティブキャンバーが付いてますが、純正ではキャンバー調整機構が無いので、調整機構のある前後のトーをキッチリと調整します。
トーも前後共適正範囲から大幅にズレていたので、こちらは調整可なのでキッチリ調整ですね。
因みにサスペンションはブリッツのDAMPER ZZ-Rに交換された様です。
車高はほぼ揃っていたので、アライメント調整だけで大丈夫ですね。
まずはリヤから調整します。
クラウン等と同じ感じなので、ちょっとしたアンダーパネルを外してからの調整です。
次にフロントです。
フロントは殆どの車でお馴染みのラック&ピニオンなので、タイロッドで調整します。
フロントもリヤも調整の幅が残っていたので、適正な角度にきっちり調整させて頂きました。
あまりにも過激な仕様だと調整幅の大きい社外アーム等が必要になりますが、今回のお車はナチュラルなローダウン量でしたので、純正で事足りるといった感じですね。
調整が完了したら実際の道路を試走してみて、最終チェックを行います。
今回の目的のステアリングセンターは勿論ですが、他にも安定性や旋回性等色々確認をし、問題なかったのでこれにて完了です。
サスペンション交換後は是非アライメント調整をして下さいね。
アライメント調整ならコクピットさつま貝塚まで、お気軽にお問い合わせください。