2021年7月24日
樹脂レンズはどうしても紫外線等による劣化は避けられないので、年数が経つと少しずつではありますが黄ばんだり、くすんだりという症状が出ます。
放っておいても回復は絶対にしないので、磨くかレンズASS’Y交換しかないんですよね。
今回のトヨタ ウィッシュもレンズが黄ばんできたので、対策として磨いていきます。
駐車環境的に運転席側のレンズに日光が当たり易い様で、助手席側よりも劣化が進んでいます。
元の状態的に仕上がりに左右差が出来そうではありますが、左右同様に施工していきます。
施工前にまずはマスキングです。
水研ぎ後にバフ掛けするので、最終的に広範囲のマスキングになります。
どこまで改善可能なのかは毎回そうですが、施工してみてのお楽しみという感じです。
助手席側は黄ばみも運転席側より少なく、小傷も目立つ物は少ないのでコッチはかなり綺麗になりそうです。
番手を徐々に上げながら水研ぎして、磨き傷を無くす形でコンパウンドをバフ掛けし、最後にコーティング剤を塗り込んでよく乾燥させたら終了です。
画像では伝わり辛いですが、元の状態よりは遥かに綺麗に改善出来ました。
右側はくすみ等は取れましたが、薄いオゾンクラックの様な感じがあり、ライトを点灯すると細かいレンズのヒビというか傷というか何というか・・・というやつなんですが、浮き彫りになります。
こればっかりは取り切れないので仕方ありません。
助手席側はそんな症状はないので、かなり綺麗になりました。
新品時と同じくらいのコーティングではないので、新品と比べるとコーティングが落ちてくるのが早いですが、それでも効果期間としては半年~1年程はあります。(使用環境により期間は多少前後します)
新品レンズに交換するよりはお手頃な価格なので、やってみる価値は十分ある作業メニューです。
当店は大阪南部のタイヤショップです。
タイヤ以外にも色々なサービスメニュー取り扱ってますので、お気軽に御相談下さい。