2021年4月10日
本日はクラウンアスリートのローダウン作業です。
最近購入されたばかりのお車ですが、純正で低扁平タイヤという事もあり、タイヤとフェンダーの隙間が目立ちますね。
この隙間を埋めるとなると、ローダウンしかありませんね~ww
それでは早速進めます。
まずはフロントですが、ボンネットを開けて見てみるとアッパーマウント上部にカバーがあり、更にハーネスも伸びてますね。
この装いという事は電子制御サスペンション機構の、通称『AVS』が付いてます。
カバーを外すとこんな具合にモーターが付いてます。
反対側はエンジンルーム内のカバーを外すと、同じ構造になってます。
クラウンは色々分解しないとサスペンション交換出来ないんです。
さて上側がある程度進んだら下側を分解です。
といっても下側は他のお車と作業方法は殆ど同じです。
で、外れたら即座に車高調を投入します。
今回取り付けるのは『TEIN FLEX-Z』です。
電子制御のAVSが付いてるからFLEX-AVSじゃないの?
と思われるかも知れませんが、取り付けは可能なんです。
ただ、AVS機能は当たり前ですが完全にカットされます。
見た目はアッパーマウントからモーターが無くなってちょっとスッキリですww
ただ減衰力調整は機械式なので、AVSの様な利便性はなくなります。
次はリヤです。
リヤは結構大変でトランク内の内装を全て外しての作業です。
こちらも緑仕様に変更させて頂き、
上側はフロント同様にモーターレス仕様です。
フロントはまだいいですが、リヤの減衰力調整ダイヤルを触るには毎回内装全バラシ作業必須です。
こういう点も踏まえて、予算が許すならAVS機構活用タイプの車高調がオススメです。
今回のオーナー様は、FLEX-Zで減衰力は一番ハードで問題ないという事で、今後調整する事はなさそうなのでFLEX-Zでも事なきを得た感じです。
肝心のスタイリングはというと、何度か全長の微調整を繰り返し、
最終的にはこんな形に納まりました。
これで隙間は気にならなくなりましたね。
ですが今度は公道の段差等の障害に気を付けなければww
足廻り作業はメリットもデメリットもありますよね・・・
そんなこんなで作業は無事完了です。
ですが、明るいうちに預かって完了時は完全に夜になってしまいました。
当店はスタッフ2名体制の店舗なので、作業に掛かりっきりという事が難しく、時間が掛かってしまいがちですが、作業はキッチリとさせて頂いておりますのでお許し下さいませ・・・