2020年9月15日
F55ミニの4輪アライメント調整
本日のご紹介はこちらのミニ。
先日ローダウンしてスタイリッシュに決まりましたが、本日は仕上げのアライメント調整です。
では早速作業に掛かります。。。
輸入車のアライメント調整も慣れたものなのですが、こちらのミニは少々コツと工具が必要なので軽ーくご紹介。
リヤの調整箇所は左の〇の箇所でキャンバー角を調整
右の〇でトー角を調整します。
左の〇のところはこのように偏心ボルトとなっているので、ナットを緩めてボルトを回転させて角度を調整します。
しかし、ボルト側はこのようなE型トルクスとなっていますので、回すためには専用の工具が必要です。
回す工具がコチラ。
輸入車などでは(一部国産車でも)良く使われるようになってきてるので、コクピットの商売には必需品ですね。
そして右の〇のトー角の調整ですが・・・
まずは先ほど同様にE型トルクスで
このボルトと・・・
このボルト・・・
さらにこのボルトを緩めます。。。
因みに全てサービスホールが有るので工具のアクセスは良好です。。。
そして3本のボルトが緩んだところで、アームのボディに固定されるプレートを左右にずらしてトー角を調整します。
因みにこの車用の調整用SSTも存在するのですが、中澤は持っていませんので・・・
写真右のプライバーでコジコジしながら調整します。
この仕事をしているとどんどん工具が増えていきます。。。
その分財布はどんどん軽くなりますが・・・(T_T)
そしてフロントはいつものようにタイロッドを回してトー角をサクッと調整。
しかしこちらも回り止めのロック部分がトルクス形状になってます。
先ほどとはオスメスが逆になったT型トルクスです。
このような工具で回します。。。
当店では輸入車のアライメントも豊富に行なっていますので、お気軽にお申し付けくださいね。
カッコ良くローダウンは決まりましたが、次のカスタムの部品は納期がまだかかるようですので、もうしばらくお待ちくださいね。