2020年6月1日
タイヤ交換時にホイールを外すと、錆びてる事が多いのがブレーキローター等の中央部、ハブベアリング周りです。
スチールホイール・アルミホイール問わず錆易い部分ですが、スチールホイールのお車の方が錆が進行してる事が多いです。
アルミホイールはホイール裏に水抜きの切り欠き加工がされてる物もありますが、スチールホイールはそれがないのが主な要因だと思います。
今回はスチールホイールのお車で、現状はこんな感じに錆でコーティングされてます。
フロント
リヤ
ホイールを付けてしまえば見えない部分ですが、錆があると表面が凸凹してるので、ホイール取り付け時の密着性が悪く、ハブボルトに負担が掛かり易くなります。
ですので、可能な限り錆を綺麗に落としてから防錆を行います。
色んな研磨道具を駆使し、まずはこんな感じに錆を落としました。
フロント
リヤ
部分的に地金が露出している所もありますが、問題ありません。
そのままだと塗装されてる状態より錆び易くなるだけですが、防錆作業なので問題ナシ!
まずは見栄えをよくする為に、錆転換剤を使用し黒く綺麗にしていきます。
すると見た目がこんなにも変化します。
フロント
リヤ
新品とまでは言えないですが、元の錆だらけの状態より断然良くなりました。
ですがこれで完了ではなく、この状態で少し乾燥させてから無色の防錆剤を塗り込んで完了です。
そこまでしないと防錆にならないですからねww
勿論無色の防錆剤だけでも効果的には何ら問題無いですが、見た目が錆びたままなのはやっぱり嫌ですよね?
そんな訳で当店のハブ防錆は、錆転換剤を使用してます。
社外ローターやカスタムでペイントされてたり、フローティングタイプは別ですが・・・。