2020年5月21日
純正形状ショックアブソーバー 注目のテイン『エンデュラプロプラス』
本日のご紹介はコチラのヴォクシー。
大事に乗られているのが分かるとてもきれいなお車です。
今回行うのは足回りのリフレッシュ。
新車の時のシャキッと感が薄れてきたという事でご相談頂きました。
今回は車高は下げないということで、車高調ではなく純正形状のショックアブソーバーで、スプリングは純正を使用します。
部品が盛り沢山ですが、順を追ってご説明
まずはこちらが純正形状のショックアブソーバー。
チョイスしたのはテインの人気商品
EnduraPro PLUS(エンデュラプロプラス)
3年又は6万キロの保証が付いた優れた耐久性と乗り心地にこだわったモデルで
コチラのプラスはステージに合わせて乗り味を変化させられる減衰力調整機構付きなんです。
純正形状タイプなので、アッパーマウント等純正再使用パーツは新品を取り寄せさせて頂きました。
そして減衰力の調整を室内で手軽に変更出来る様に、こちらも人気のEDFCをセットで取り付けます。
EDFCアクティブは任意に減衰力を調整するだけでなく、
走行Gやスピードに連動してリニアに減衰力を変更してくれる優れものなんですよ。
EDFCアクティブ本体に加え、減衰力調整するためのモーターキットと、車速などを感知させる為のGPSユニットもご用意。
80ヴォクシーの場合、リヤのモーターを取り付けるスペースが無い為、エクステンションキットの装着が推奨されているのでこちらもご用意。
純正の足回りはこんな感じ。
コチラはフロント。
リヤがこちらです。。。
それがこんな感じに変わります。。。
純正形状なので、見た目は色が黒から緑に変わったくらいです。。。
フロントの交換はアッパーマウントが少し奥まった場所に位置しているので、邪魔な物を取っ払います。
どうです?かなり丸見えになりましたよね。
でもこの状態にするには・・・
ワイパーを外してワイパーカウルを取り外し・・・
ワイパーモーターとギヤも取り外し・・・
更に鉄板を取り外します。
そうすることでこんなに作業がしやすくなるんです。
無理矢理手を突っ込んでも作業は出来るのですが、外した方が確実ですね。
因みにこんな感じにモーターが付きます。
反対側は更に狭いですね。
リヤはエクステンションキットを装着する事で、モーターをオフセットして取り付けできるので、綺麗に蓋も閉まります。
そしてコントローラーは、操作し易く確認し易いこちらにお取り付け。
走行状態に応じてリニアに減衰力を変更してくれるので、とても良い感じの乗り味になりました・・・
・・・なのですが、モーターが動作した時に後部座席後方よりブザーの様な音が・・・
色々確認するとエクステンションが振動して『ブブブブー』と気になる音が鳴っています。
お客様にも一度乗って頂いたのですが、乗り味には大満足頂いたのですが、作動音がやはり気になるとのこと。。。
ということで、エクステンションを取り外しモーターを直付けに変更です。
モーターを付けると蓋が干渉して閉まらないので、蓋を削らせて頂きました。
3列目シートとの干渉も気になりましたが、数ミリのクリアランスが出来たので一安心です。
モーターの作動音も無音という訳にはいきませんが、ほとんど気にならない程度に改善出来たので、お客様からも合格を頂きました。
一応カバーも付けているので、後ろから見ても不細工にならずに済みました。
ピカピカの車で足回りもシャキッとリフレッシュしたので、まるで新車の様になりました。
車高を下げずに乗り味を変えたい方も、車高を下げたり、上げたりしたい方も、足回りの事ならコクピットにお任せ下さい。