2019年6月14日
タイヤローテーションの御依頼があり、タイヤ・ホイールを外してみると、ブレーキローターとホイール裏の当たり面が錆びていました。
まだ3万km程の総走行距離ですが、錆が進行していました。
クロスメンバー等の下周りは特に錆が酷い箇所もなく良好でした。
ですので、防錆剤塗布は錆びてる箇所のみの部分施工でやっていきます。
今回はこのハブベアリング周辺の錆びを可能な限り落としてから施工していきます。
勿論四輪共施工しますww
施工前の状態はご覧の有様です。
これだけ錆があると表面が凸凹なので、ホイールバランスを調整してもタイヤが綺麗に回転しないかも知れませんね。
手ペーパー掛けは厳しいので、ドリルの先端に金属ブラシを取り付けて錆を落としていきます。
で、ブラシ掛けしたら結構落ちました。
手持ちのブラシではここまで錆を落とすのが限界なので、これから防錆剤を塗布していきます。
塗布した直後がこちらです。
無色透明の防錆剤なので見た目は変わりませんが、ホイールを戻したら見えない部分なので、見た目より効果優先って事でww
因みに防錆剤塗布は刷毛で液剤が垂れない様に塗ってます。
今回の施工箇所ではディスクパッド当たり面に液剤が付くとブレーキが利き難くなるので、霧吹きでの塗布はマスキングが必要になります。
今回の施工で暫くは錆の進行を遅らせる事が出来ると思います。
車検時のシャシーブラックと違って乾燥時間が短いので、施工後そのまま乗って帰れます。それゆえオイル交換のついでにって形でも全然大丈夫なんです。
凍結防止剤がたっぷり撒かれてる時期じゃなくても、今回の様に単純に雨水等が鉄の部分に溜まると錆が発生します。
季節問わず施工可能です。
お車を長く維持したい方に特にオススメです。