2023年12月11日
レジアスエース(TRH200V)のアライメント調整作業です。
アジア系外国籍の方の様で日本語が片言でしたが、言いたい事は理解出来ました。
お電話でお問い合わせ頂いた際は、「正直聞き取り辛く理解出来ないかも・・・」と、思ってました。
しかし御来店頂いてアライメント調整理由を伺うと、身振り手振りのジェスチャーも交えて頂けたので、即座にステアリングセンターのズレを直したいという事が分かりました。
お電話では「車の修理、出来ますか?」と、第一声がこれでしたので「修理と言っても何の修理?」という疑問しかありませんでしたw
少し伺うと何となくアライメントという感じの言葉が出ましたので、「修理ではなく調整の事か!」と理解しました。
アライメント調整のみであれば何か部品を交換する訳でもないので、何も用意する必要がありませんね。
という事でやる事が明確になったので、ステアリングセンターズレ改善の為のアライメント調整開始です。
ステアリングセンターズレだけ修正するならトーだけ調整すればOKなんですが、レジアスエースはフロントフル調整のお車ですし、折角アライメントのセンサーまでセットしているので、キャスターもキャンバーもしっかり調整します。
と言っても実際に大きくズレてるのはリヤの数値なので、スラスト角が原因でステアリングセンターズレが起きてる状態なんですよね・・・
フロントはキャンバーとトーが若干の左右差があるくらいなんですが、この辺りを左右差の出ない様に調整します。
すると自ずとキャスターもズレるのでキャスターも調整しますww
結果、ステアリングセンターズレの修正に、アライメント調整可能個所の全てを調整しました。
調整が多いのは大変ですが、修正出来ないよりは断然良いと思います。
そして肝心のステアリングセンターズレですが、強風で車が横揺れするので完璧に確認出来た訳ではありませんが、入庫時から考えると改善は出来ました。
アライメント調整で出来るのはここまでが限界ですね。
見た感じは事故車でもなければ、ローダウンもされていないので、恐らく新車時からホーシング位置の左右ズレがあると思われます。
しかし、アライメント調整でセンサーをセットしない事には、こういった症状を確認出来ないので、確認の意味でもアライメント調整を行っておいて正解ですね。
今回はたまたまステアリングセンターズレが気になったというだけでしたがww
アライメント調整は車種によって調整出来ない項目でも数値は表示されますので、ステアリングセンターズレ等の症状の原因を探る事も出来ますね。
アライメント調整や測定をした方がいいという要因は様々です。
アライメント調整をしてみたい方はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。