2023年11月24日
クラウンのHIDバーナー交換です。
車の買い替えを検討されているユーザー様なのですが、買い替え前の“あるある”で、今まで何ともなかった箇所の調子が悪くなりました。
今回のあるあるでの調子が悪くなった部位はHIDです。
走行中に片側がいきなり消灯状態になり、時間を置いて点灯し直すと点灯したりチラついたりするという症状が出ている様です。
取り敢えず点灯させてみた所、明らかに左右で色味が違います。
【右】
色味は正常な範囲です。
【左】
ピンク?紫?といった感じの赤みがかった色味で明らかに異常です。
現状でバラストは点灯能力は残ってるので、バーナーのみ交換します。
これだけ左右で色が違うとバラストの劣化も考えられますが、なるべく低コストでお車買い替え迄持ち堪えればOKなので、一番お手頃なバーナー交換で様子見です。
使用するバーナーは純正よりもリーズナブルなSPHERE LIGHTのD2Rを使用します。
そして交換後がコチラです。
元々の紫っぽい光り方はしなくなりましたが、ちょっと青みは強い気がします。
う~ん、分解して点検若しくはバラスト交換が望ましいですが、そこまでとなるとかなりのハイコストに・・・
ユーザー様は走行中に球切れ症状が出なければ取り敢えずはOKという事でしたので、お車買い替えまでにあまりにもバーナーが短命になってしまうなら、次のステップが必要という感じかな。
右の色味は安定した白さを維持しています。
交換前と色味は大きく変化しませんでしたが、新品になった事で光量はアップしたと思いますよ。
そんな感じでHIDバーナーの交換は終了です。
完璧と言い切れませんが、現状では左右共ちゃんと点灯状態を保っています。
HIDは球切れしないと思われる方も多い様ですが、ハロゲンバルブより寿命は長いだけで球切れは起きます。
そして球切れの原因はバーナーの場合もあればバラストが原因の場合もあります。
バラスト交換でしっかり修繕する場合も、今回の様にバーナー交換で応急処置をする場合も、コクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。