2023年4月27日
ハイラックス(GUN125)のアライメント調整作業を承りました。
御依頼有り難う御座います。
今回のアライメント調整の理由は、サスペンション脱着作業を行った為です。
しかし、当店では何も作業は行っておらず、他業者様の作業でもない様です。
まさかとは思いましたが、‶DIY”でリフトアップ作業をやってのけた様です‼
この車種のサスペンション脱着をDIYとは、かなりの強者です・・・
さて、そんな技術のあるユーザー様ですが、今回の作業程度ではアライメント調整までは不要だと思われていた様です。
しかしながら、あっという間にタイヤの偏摩耗が発生したので、「これはダメだ・・・」という事で、リフトアップ作業の仕上げをお手伝いをさせて頂く形となりました。
何はともあれ、まずは測定です。
はい、リフトアップ後ならではの数値で、強烈なトーインに過大なポジティブキャンバーになってます。
この数値ならタイヤの‶外減り”が酷いのも納得です。
ですがハイラックスのアライメント調整機構は、フロントのみではありますが、キャンバー・キャスター・トーの全ての調整が可能です。
ユーザー様にどういう感じにするか伺った所、「お任せします」との事でしたので、リフトアップ用の数値にて調整させて頂きました。
キャスター角は左右揃えて、キャンバー角はほぼ垂直になる様にセットし、キャスター/キャンバー調整時に大きくズレるトーを揃えたら、リフトアップ用アライメント調整の完了です。
元々はトーインの数値がかなり酷かったので、調整後はタイヤの抵抗も減って偏摩耗低減にも効果が出ると思いますが、何より運転し易くなったと思いますね。
という訳で、アライメント調整は完了です。
試運転してみても、過大なトーイン時にあったステアリング操作の重さも修正され、非常に乗り易くなりましたね。
今回はかなり稀なケースでしたが、今回の様なDIY作業後のアライメント調整作業のみも承っております。
アライメント調整はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。