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あまりにも早くタイヤが消耗する原因を追究

2023年4月22日

パッソの修理作業を御紹介させて頂きます。

真っ直ぐ走らないのでステアリングを切って、無理矢理真っ直ぐ走る様にしていたり、タイヤがあっという間に擦り減ってしまってコスパが異常に悪いというのが、今現在の症状です。

当店に御来店される前に某カー用品店や、板金屋さんにも御相談はされた様ですが、タイヤローテーションやタイヤホイールセットを薦められただけで、何も解決しなかった様です。

 

という事でまずは何が原因なのかを探っていきます。

 

 

原因は・・・

右リヤタイヤを見ると明らかで、かなりトーアウトになってしまっています。

ですがサスペンション構造を考えると、アライメント調整部分はないので、何故この様になっているのか更に探ります。

 

リフトで持ち上げてタイヤを空回ししても、タイヤが左右に偏心しながら回るわけでもなく、回転自体は綺麗に回転します。

という事はハブ等の不具合では無さそうです。

 

 

今度は車体の下を診てみます。

アクスル自体の歪みは目検では全然わからない感じですが、塗装が剝がれて錆びている箇所がチラホラあります。

この塗装剥がれは自然に剥がれた訳では無さそうで、部分的に大きな負荷が掛かってシワが入ってしまった部分がそうなってる様です。

という事はそこそこの衝撃が入って、その際にアクスルが歪んだという事ですね。

 

 

 

 

原因が分かったので、後は交換するだけです。

ですがアクスル交換は当店での作業はNGなので、提携の分解整備指定工場にて行います。

 

そして新品に交換して帰ってきたのがこの状態です。

アクスルがピッカピカになりましたね。

 

 

そして肝心のタイヤの向きは?

 

作業前とは違って正常な向きになりましたね。

 

 

因みにタイヤも交換しています。

タイヤは内減りが酷くて交換必須でしたが、某カー用品店で取り付けたというタイヤホイールセット、ホイールは良いとして、タイヤサイズが明らかに不適正な物が付いていたので、適正サイズに戻しつつタイヤ交換させて頂きました。

 

というかタイヤが異常摩耗しているのに、根本的な原因を解決せずにタイヤホイールセットで取り敢えずタイヤを新品に交換するだけって、同業者として残念ですよね。

そしてそのタイヤがあっという間に擦り減ったら、また新しいタイヤに交換するだけなんだと思いますが、そのままタイヤだけ替えても何も進展しないのは分かり切ってる筈です・・・

 

このお車のユーザー様は非常に残念な思いをされましたが、整備や作業を行う際は信用出来る店舗をお探し下さいねww

 

 

作業はアクスル交換とタイヤ交換で、部品交換作業はしっかりと完了しました。

ですが、アクスルというサブフレームの様な重要な足廻り部品を交換しているので、画像はありませんが仕上げにアライメント調整も施工しています。

 

これで今回の修理作業は完了です。

最初は原因が見当たらず四苦八苦しましたが、他店舗の様な残念な対応にならず、結果的に修理出来たので一安心です。

アライメント調整も、リヤの数値はちゃんと適正値で表示されていたので、アクスル交換で間違いが無くて良かったです。

 

因みに外したアクスルを単体で眺めてみても、歪みは目検で分かりませんでした。

新品正常品と並べてみると、もしかしたらわかるかも知れませんねww

 

 

こんな感じで修理作業も受け付けていますので、板金修理や部品交換はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。

当店で作業NGに該当する作業は、提携の修理工場での作業となりますので、悪しからず御了承下さいませ。

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