とある理由でリフトアップ

2023年4月15日

ハスラー（MR92S）のリフトアップ作業です。

お問い合わせ頂きまして、適合パーツを調べて初めてパーツの少なさに気付きました！

2WD（FF）はまだ探せば車高調等は適合品がある様ですが、4WDとなると話は別で適合商品がほぼ見当たりません・・・

純正形状も探してみましたが、先代ハスラーの適合は見つかりますが、現行ハスラー4WDは皆無です・・・

予算の兼ね合いもあり、ワンオフは厳しいのでパーツチョイスに悩む事になります。

そして今回リフトアップする理由は、ハスラー乗りの間では有名な、「バンプタッチが多過ぎて我慢出来ない」という事です。

本当はリフトアップしたくはなかったのですが、減衰力アップの純正形状サスや車高調が見当たらないので、少しだけリフトアップして、バンプストローク量を稼ぐ形です。

そして少しのリフトアップには、フルキットになっている『MASTER PIECE ONE SUS（ワンサイズアップサスペンション）』を使用します。

以下３点のセットで、バラバラのメーカーで揃えるよりもリーズナブルにリフトアップ可能です。

●スプリング

●キャンバーボルト

●調整式ラテラルロッド

フロントのスプリングは4WDに触れているとよく見受けますが、左右指定があります。

ではこのキットをサクッと取り付けます。

まずはフロントから進めます。

スプリングが長くなる分、縮めるのは結構大変で、線間密着ギリギリまで縮めてやっと交換出来ました。

キャンバーボルトもセットして、フロントは完了です。

【フロント】

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次にリヤです。

まずはスプリングをサッと交換。

勿論、前後共に仮想1Gで締めてますよ。

【リヤ】

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最後にラテラルロッドを交換です。

※交換前の写真はスプリング交換前なので、黒いスプリングです

ラテラルロッド交換後はタイヤを付けて、リフトアップでズレたホーシング位置の調整です。

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そんな感じでリフトアップ作業が完了です。

今回は見た目の変化が目的ではありませんが、いつも通りビフォーアフターを掲載しておきますｗｗ

【純正】

【MASTER PIECE ONE SUS】

純正でもフロントのスプリングはタイヤとフェンダーアーチの間から見えていましたが、リフトアップ後はスプリングが赤色になった事もあって、ぱっと見でリフトアップされているのが分かりますね。

ただ今回の本題はリフトアップではなく不快なバンプタッチ回避なので、普段走行する道でちゃんと改善されているかどうかが課題です。

作業後の軽い試乗コースでは結果が分からないので、馴染ませ後のアライメント調整時にその辺りを尋ねてみようと思います。

サスペンション交換・アライメント調整はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。