2023年2月16日
ZC33S スイフトスポーツに社外エアーバイパスバルブ、通称ブローオフバルブを取り付けます。
社外エアーバイパスバルブは歯切れのいい大気開放音が特徴的ですが、そのままでは車検非対応になるので、公道走行可能な様にインテークリターンキットを併用して取り付けます。
使用するのは『HKS SQV IV』です。
インテークリターンキットの長めのホース等もありますが、大胆な加工はなしでボルトオン取り付けの様です。
また、独自の機構採用でセッティングも不要です。
では早速交換していきます。
まずは何はともあれ、純正を取り外します。
矢印の黒い丸い部品ですw
純正なので当然大気開放ではなく、インテークにリターンする構造になっています。
エアーバイパスバルブをインテークの配管に直付けなので、この方法は一番シンプルにリターン出来ますね。
ですが純正はあくまでも純正ですw
純正の素材は大半が樹脂で構成されていて、社外品に多い金属での構成品と比較すると、耐久性や機能の差は明白です。
しかも純正からチューニング車まで対応品ときたら、SQV IVを付けておいて損はないでしょう。
で、いきなり交換後ですが純正エアーバイパスバルブが付いてた所にアダプターを取り付けて、リターン用のホースを引き回し、
本体に作動用のホースとリターン用のホースを接続して、ステー等諸々を固定したら合法仕様で完成です。
メタルダイキャストボディが美観向上にも効果的ですね。
大気開放ではないので、サウンドはあまり体感出来ませんが、SQV IVは純正より低過吸圧時も高過給圧時もリニアに安定して作動するので、レスポンスアップを体感できるのではないでしょうか。
という事で、ターボエンジンならではの部品、エアーバイパスバルブの交換完了です。
サウンド重視で大気開放仕様にも出来ますが、そちらはサーキット等でのクローズドコースでのお楽しみですね。
ターボエンジンならではのパーツは色々ありますが、中でもエアーバイパスバルブは手軽に手を出せる製品だと思います。
スプリングセット荷重の様なセッティングが不要の「SQV IV」なら尚の事ですね。
人気車種はキット化されている事も多いので、交換してみたい方はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。