2022年4月14日
南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。
本日はショックアブソーバーについてチラッと御紹介です。
このシーズンは冬用タイヤから通常タイヤに履き替える方が多いのですが、その時に目視でチェック出来るのがショックアブソーバーやボールジョイントブーツです。
タイヤを外さないとなかなか目視点検が難しいので、タイヤ・ホイールを外した時には必ずチェックします。
というか「目で見る」だけなので、簡単な事なんですww
ショックアブソーバーを中心に目視点検しますが、雨天時や洗車後でない限り通常は画像の様に乾いてるはずなんです。
※こちらはマークXのリヤショックアブソーバーです
オイルや窒素ガスにピストンシールの劣化度合いは、内面の話なので透視出来ない限り目視出来ませんね。
ただ、オイル漏れなどの外観の異変はないので目視点検としては良好になりますかねww
因みに異変があるとまずはこんな初期症状から始まりますが、ダストブーツが少し湿っていて、スプリングロアシート付近もオイルが滲んだ様な痕があります。
これは恐らく内面のシール類がダメになって、かなり少量ずつオイルが滲んでるものと思われます。
ショックアブソーバーは少しずつ劣化するので、乗り続けてるユーザー様は実は変化に気付いていないケースが殆どです。
一気にオイルや窒素ガスが抜けると、誰でも気付けるのですが・・・
※こちらはレヴォーグのリヤショックアブソーバーです。
どちらのお車も走行距離は過走行という程ではありません。
ですがレヴォーグの方の様に、トラブルが発生してしまう事もあります。
ショックアブソーバーは走行中は常に負荷が掛かり易い部品なので、思っているよりも消耗が激しいです。
ですので、少し早いと思われるのは重々承知の上ですが、約50,000km走行毎に新調する事をお勧めします。
見た目に異常がなくても、内部の劣化は起きている筈ですので・・・
乗り心地を維持しつつ安全な走行を実現する為には、正常なショックアブソーバーが必要不可欠です。
ショックアブソーバーのリフレッシュや、交換ついでに車高調等でカスタマイズといった事も、コクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。