2021年2月26日
タイヤ交換って少しでも価格を抑えたいですよね。
廃タイヤ処分料・工賃・エアバルブ等、タイヤ以外にも費用が掛かるのがタイヤ交換です。
そんな中で少しでも価格を抑えようと思うと、ゴムバルブを交換しないとか、廃タイヤは持ち帰るとかになりますが、あまりオススメは出来ません。
廃タイヤに関しては持って帰って、使用用途があるならいいと思いますが、単純に価格を抑える為だけに持ち帰って、こっそり不法投棄という事でしたら、当然ながら罰則です。
エアバルブは数百円の物ですが、価格を抑える為に交換しないとなると、タイヤ交換時は持ち堪えていても、走行中に千切れて空気が抜ける事があります。
今回はそんなトラブル事例の御紹介です。
既に空気が抜けていたので、まずは空気を少し入れてみます。
するとエアバルブから勢いよく空気が抜けます!
確認するとゴムが劣化してヒビが発生してるのが分かります。
指で触ってみるとパックリ裂けてる事が分かりますね。
皮一枚で繋がってるかな~という状況です。
こうなると再起不能なので新品に交換です。
交換自体は凄くシンプルで、タイヤを外して古いバルブを吹っ飛ばして、新品のバルブをバルブインサーターという工具で引っ張るだけです。
そんな感じでちゃちゃっと交換した後がこの状態です。
指で押しても全然問題なくなり、空気も抜けなくなりました。
これで安心ですね。
タイヤ交換時なら、ついでに交換するだけなので追加工賃は掛かりませんが、今回の様にエアバルブだけ交換するとなると、タイヤを外す手間もあるのでタイヤ交換時と同等の工賃が必要です。
今回の様にタイヤ交換後、途中でエアバルブ交換が発生すると、タイヤ交換2回分の工賃が必要という事になりますね。
ケチりたい気持ちはお察ししますが、途中でエアバルブのみ交換が必要になると余計に高くつくだけなので、タイヤ交換時にキッチリ交換する事をお勧めします。