2020年10月12日
当スタッフ日記を御覧の上、お電話でサスペンションの御相談を頂きました。
走行距離がかなり伸びてきて、サスペンションのリフレッシュをしたいと思ったけど、純正が高過ぎて手が出ないとの事でした。(ス〇ルディーラーで約40万円というお見積りの様でした・・・)
tSという限定車でビルシュタインのショックアブソーバーに、STIのスプリングが組み込まれているので、これだけでも高価な物という事が容易に想像出来ますね。
ベースグレードとは構成パーツの価格差が凄いと思います・・・
そんな訳で色々悩んだ結果、純正よりもお手頃価格の車高調KITに換装します。
まずは純正ビルシュタイン製ショックアブソーバーを外します。
一時期は北海道に車があった様で、所々に錆が見受けられます。
新調するのに採用したのはTEIN FLEX-Zです。
純正のスポーティさは軽減され、コンフォート寄りの乗り味になります。
ですが、ベアリングやアッパーマウント等のショートパーツもフルKITで、定価¥108,000(税抜)という価格は魅力ですよね。
減衰力と車高の調整機能が付いたのがメリットだと思います。
tSの装着データはメーカーも確認が取れていないので、車高を調整するのに少し時間が掛かりました。
レバー比通りに調整しても、バネレート等の加減でなかなか狙い通りにいきませんww
そんなこんなで車高が決まったら、アライメント調整です。(車高は出荷状態よりかなり伸ばしました)
出来れば馴らし後がオススメですが、今回はお客様の御要望で当日調整となりました。
主要個所ののボルトナットも、お客さまからの御希望があり新品に交換したので、調整はスムーズに進みました。(純正のキャンバーボルトが特にサビサビだったので助かりましたww)
試運転して作業は全て終了です。
アフタービューはこんな感じに仕上がりました。
作業前より10mm強のローダウンです。
そして最後に・・・
BM系レガシィは何台も入庫が過去にありますが、見慣れないエンブレムが・・・
限定車の証のtSエンブレムですね。
ショックアブソーバーだけでなく、コントロールアームもスポーティなSTI製がtSの標準品です。
更にベースグレードには付いてないブレースバーも標準装着です。
WRXやインプレッサ等と同じく、拘りを感じますね。
ただその分、個々の部品代が高額なのでリフレッシュ時にびっくりする金額になりますよね。
そんな時は今回の様に、純正ではなく社外パーツの選択も価格面ではオススメですよ。
車高調も種類によって特性は様々なので、コンフォート・スポーツ・レーシング等好みによって選択可能です。(商品ラインナップがある物に限ります)
勿論ですが車高調にも価格の幅はありますww
コンフォート志向でリフレッシュなら、FLEX-Zで決まりですね。