2020年7月31日
AE101 スプリンタートレノに車高調を取り付けます。
現状は純正サスペンションですが、流石に経年劣化には勝てず、オイルはじゃじゃ漏れ・・・
ガスは完全に抜け切って、スプリングのみで支えている状態です。
まずはノーマルのサスペンションの外観です。
タイヤ・ホイールもノーマルなので、そこまで車高が高すぎる感じはしないですね。
サスペンションが抜けてるという要因も関係してますが・・・
それでは早速バラシていきます。
まずはフロントです。
シャーシブラックで誤魔化されてますが、かなりクタクタな状態で、辛うじて油圧が掛かってるかな~という状態です。
操安性はかなり酷いと思います。
ストラットなので構造はシンプルです。
ですので、ササッと組んで行きますよ。
使用したのはラルグスのスペックSです。
最近は強化ゴムアッパーが主流ですが、こちらはスライド調整式のピロアッパーです。
異音が出易い等のデメリットはありますが、よりスポーツタイプに振った構成で、こちらのタイプの方がダイレクト感があります。
逆を言えば、衝撃を全く吸収しないので乗り心地優先の方には不向きですww
フロントはあっさり終わったので次はリヤです。
この手のお車はリヤシートを外しての作業になるので少し大変です。
クーペなのでルーフは低く、ドアを開けたところで、踏ん張る様なスペースが確保出来る訳ではないので、非常に無理な体勢が続きますww
そんな感じで上側がある程度進んだら、下側の作業です。
リヤは完全にサスペンションがお亡くなりになってました。
オイルが滴って、スタビやロアアーム等サスペンションの近くのパーツはオイルでドロドロです・・・
そんなサスペンションはさっさと外してしまって、リフレッシュですww
リヤは室内作業が大変ですが、構造自体はシンプルなので、こちらもフロント同様ササッと組み終わりました。
がしかし、ラルグスは説明書に実測データ等がないので、車高調整が大変ですww
そんな訳で何度か調整を繰り返し、こんな感じに車高が下がりましたよ。
スタイリングが良くなったのはモチロンですが、元の状況が凄まじい状態っだったのでリフレッシュ効果が一番体感出来るのではないでしょうか?
個人的にはこの辺りの年代のお車は好きなんですが、年数がかなり経過しているので、やはり中古車購入後はメンテナンスからスタートですね・・・
とはいえ、内装は年式の割にはかなり綺麗な部類でダッシュ割れ等もなく、かなりパリッとした個体だと思います。
まだまだ若いオーナー様で、メンテナンスはイロイロこれからも出て来ると思いますが、大事に乗り続けて欲しいと思います。
大物の修理は資金的に大変だとは思いますが・・・
試運転した感じでは駆動系も、内燃機関も現状は何の問題も無さそうで一安心です。
修理ばかりだと車嫌いに陥りますからねww