2019年11月2日
中古車で購入し、販売店から引き取り後、当店に直行されたお車です。
いざ実車確認してみるとフォグランプの高さの影響で、車高があまり下げれません。
フォグランプユニットを丸ごと外してしまえば、もっと車高が下げれます。
お見積もり時は別車での来店でしたので、お客様と当日その場で打ち合わせをし、車高等を決めていざ作業開始です。
どれだけ下げれるとか悩んでも仕方ないので、早速バラシていきます。
まずはリヤから進めます。
そんなに難しい所は無いので、どんどん進めます。
トランクの内装さえ外せれば、後はいつも通りって感じの構造ですね。
外れたら逆手順で組み付けて、1G状態に負荷を掛けて締め付けます。
車高は取り敢えず暫定で組み付けます。
少し下がり過ぎたので調整し直したのは内緒ですww
リヤが終わると当然フロントです。
アッパーアームの角度が変わったので結構下がりますね。
フォグランプ位置の関係で出荷状態より少し車高を上げます。
30mm程下がるのが標準の様ですが、保安基準ギリギリの為、初期馴染みや経年劣化を加味して少し余裕を持たせた高さに設定します。
因みに今回は外観はいつもの見慣れたTEIN製車高調ですが、トヨタ純正のAVS(アダプティブ・ヴァリアブル・サスペンションシステム)が付いてるモデルFLEX AVSなので純正の機能を活かせます。
AVSなので当然ですが、手動での減衰力調整は出来ません。
AVSのアクチュエータは壊れる時は簡単に壊れてしまうので、手順をしっかりと確認した上で移植します。
4ヶ所ともアクチュエータの移植が終わったら取り付け完成です。
今回の車高ダウン量は前後共、約15mm程度です。
ガッツリ下げたい場合はフォグランプユニットキャンセル(取り外す)しかないですね。
試運転してみましたが、EDFCの様なモーター作動音はないので、かなり快適です。
FLEX AVSは復筒タイプダンパーなので有効ストロークも多く突き上げ感も少ないので、コンフォート性重視の方にピッタリですね。
単筒タイプダンパー採用でしっかり感やスポーツ性が欲しい方にはちょっと物足りないかも知れません。
そういった方にはRS★RからAVS対応の車高調が販売されてますので、そちらの方がオススメです。