2019年11月1日
タントの車検整備の紹介です。
車検は交換必須項目のみの作業メニューにするのか、または今後のトラブル防止の為に交換オススメ項目も作業実施するのかで、トータル金額が大きく変わります。
今回も最初は「最低限でいい」という事でしたが、「やっぱりオススメ項目もお願いします」という事でしたので、消耗部品を色々交換します。
まずは約8万km無交換であろうスパークプラグからです。
インテークダクトを外せば簡単に交換出来るので楽チンです。
外したプラグと新品です。
かなり消耗してました。
今回はメンテナンスがメインで、性能アップは求めていないので標準タイプのスパークプラグに交換します。
次はエアーエレメントです。
こちらも新品と比べるとかなり劣化してます。
ココが汚れて詰まってくると、吸気機能が低下し燃費の悪化や加速不良等が起き易くなります。
その次はLLC交換です。
こちらのお車は標準の2年交換タイプのLLCを使用している為、車検毎の交換がオススメです。
エンジンを始動し、LLCのエア抜き作業をしながら、画像はないですが下廻りやハブ周りの防錆剤施工作業を進め、各部点検も進めていきます。
LLCが終わるとブレーキフルードの交換をし、エアコンフィルター交換と抗菌クリーンミスト施工をし、最後にアライメント調整です。
まずはデータ測定ですが、ここで問題が・・・
運悪く西日が強すぎる時間帯で、アライメントセンサーがなかなか読み取れませんww
ですので、最終手段・・・
PITのシャッターを下ろしますww
これでやっと通常動作になりました。
シャッターを下ろす前はステアリングセンターが90°程ずれてて、「これはおかしいでしょ」って感じたので、遮光しました。
そのまま調整していたら大変ですねww
そんなこんなで測定すると、かなり数値がずれていました。
下廻りが数カ所、微々たる傷ですが打ち傷があるのでどうかなぁと思ってましたが、「その程度の傷でそんなに狂うの!?」って感じです。
パーツ交換まではしたくないとの事でしたので、出来る限りの調整をして完成です。
ここまで作業をして今回の車検作業は完了です。
部品交換前に比べると、エンジンの始動性能は回復し、作動音も少し小さくなった様に思います。
アライメントを含め、細かい調整もさせて頂いたので、入庫時と比べると全体的にかなり調子が良くなりました。