2025年2月8日
アライメント調整
シビック タイプR(FK8)のアライメント調整です。
リヤキャンバーの方がフロントキャンバーよりもネガキャンなので、フロントアッパーマウントのガイドピンを外して、フロントキャンバーをネガ方向に少し付けてのアライメント調整です。
なので、まずはアッパーマウント部の作業を済ませ、センサーをセットしてアライメント作業です。
スライドアッパーマウントでキャンバーを動かすと、大抵はトーがズレるので、今回の目的ではアライメント調整は必須ですね。
アライメントの測定をしてみると前後のキャンバー数値は、フロントをよりネガキャンにした事でいい感じになりました。
意外とトーはそこまで大きくズレてはいませんでしたが、微調整が必要な感じです。
という事で、フロントキャンバーに合わせて前後トーを調整します。
これで、より好みのスタイルへとカスタム完了です。
アライメントはタイヤの偏摩耗を抑えるといったメンテナンス目的での施工の場合もあれば、今回の様にカスタム目的の施工という場合もあります。
カスタム目的の場合は偏摩耗を誘発する仕様になる事も多々御座います。
ですのでハイキャンバー仕様等のカスタムでのアライメント調整を行った際は、純正状態以上にタイヤの点検が重要になります。
ストリートではキャンバーを付けすぎると、直進時のタイヤトレッド接地面積が減少しますし、カーブではサーキット走行並みの旋回Gも発生しないので、ハイキャンバー仕様はストリートではグリップ性能低下になる事も御座います。
可能ならサーキット走行用と、ストリート走行用でアライメント数値を使い分ける事を推奨致します。
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