2024年2月1日
RAV4(50系)のリフトアップ作業を行います。
近年のSUV全般に見受けられる前傾姿勢が気に入らないという事と、どうせなら迫力もアップしたいという要望もあり、リフトアップする事となりました。
既にホイールは交換済みの様なので、リフトアップで見た目のバランスを調整します。
コイルスプリングでリフトアップも可能ですが、今回はアダプターでリフトアップを行います。
製品は定番の『ACC EZ-UP LIFT UP SPACER』と『AMTECS製キャンバーボルト』です。
RAV4用のEZ-UP LIFT UP SPACERは、フロントキャンバー変化についても考慮した製品ですが、アライメント精度をより高める為に、キャンバーボルトも追加で御用意致しました。
では早速作業を開始致します。
まずはフロントのサスペンションを丸ごと外します。
外れたらアダプターをアッパーマウント部分に追加取り付けします。
アッパーマウント側が完了したら、スタビライザー補正の為のスタビリンクブラケットも追加取り付けします。
そうしたら後は車体に戻して完了です。
車体に戻す際にはキャンバーボルトもセットします。
これでフロントは完了ですね。
フロントが終わればリヤの作業ですね。
リヤはコイルスプリングの下にアダプターを取り付ける形です。
ですので、一旦コイルスプリングを取り外します。
そしてアダプターをセットしたらコイルスプリングを戻します。
後は前後共それぞれ1G締め直しをすれば、部品の取り付け作業は終了です。
いつもなら少し馴らし走行後にアライメント調整を行いますが、オーナー様の希望で今回は一気にアライメント調整まで済ませてしまいます。
ですので、軽く車両を動かして馴染ませた後、アライメント作業に移ります。
先程組み付けたキャンバーボルトがここで役目を果たしてくれます。
暫定で組み付けたキャンバーボルトで、しっかりとリフトアップ用のキャンバー角になる様に調整し、後は標準調整箇所の前後トーをバランスよく調整したら完了です。
車高が変化しているので、アライメントはそこそこズレていましたね。
アライメント調整後に試運転して、問題ない事が確認出来ましたのでこれにてリフトアップ作業の完了です。
リフトアップでサイドビューはこの様な変化がありました。
リフトアップ後はワイルド感もアップしつつ、前傾姿勢もいい感じに緩和されましたね。
【純正】
【EZ-UP LIFT UP SPACER】
車高調・スプリング・アダプター等方法は色々ありますが、リフトアップはコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。