2024年1月19日
ランドクルーザープラド(150系)のタイヤ交換です。
タイヤローテーション不足によりタイヤOUTSIDE側の溝が無くなり、スリップサインも出てしまっているので即交換が必要な状態です。
残り溝は当然大事なんですが、経年劣化による亀裂も随所に見受けられるので、ゴムの状態の方でも交換が必要です。
偏摩耗はこんな具合になっています。
【OUTSIDE側】
とっくに使用限界値を超えています。
【INSIDE側】
こちらはまだ溝が残っています。
溝は御覧の有様で、フロント2本は強烈な偏摩耗状態です。
ローテーション不足による結果ではありますが、リヤ2本もゴムの劣化はあるので4本共新品に交換します。
という事で、使用中のタイヤと同銘柄の『DUELLER A/T001』に交換します。
新品の溝の深さを見ると、多少は溝があったINSIDE側もかなり消耗している事が良く分かります。
A/Tタイヤらしい深い溝の新品タイヤにまずは入れ替えまして、ホイールバランスなどの細かい作業の後、お車に装着致します。
フロントの偏摩耗の原因は本当にタイヤローテーションをしていなかったからだけなのか、はたまたサイドスリップやアライメントのズレが大きいのかが不明なので、確認の意味合いでアライメント調整も行います。
前回のタイヤ交換時にもアライメント調整をしましたが、今回はどんな感じのデータでしょうか・・・
測定結果は殆どの項目が適正数値で、多少の微調整だけ行う形となりました。
アライメントのズレがほぼ無いと言っていい様な状態なので、やはり原因はタイヤローテーションの頻度だった様です。
とはいえアライメントのズレに関しては測定してみないと分からないので、確認しておくと原因を把握しておき易くなります。
今回はほぼ確認に近いアライメントの調整となりましたが、これでより安心して走行出来ますよね。
アライメント調整はズレが少なかったですが、問題がないに越した事はありませんね。
アライメントは問題ないので後は定期的なローテーションを行うと偏摩耗を抑制出来そうですね。
アライメント調整が完了したので、これにて今回のタイヤ交換は完了です。
タイヤ交換・アライメント調整はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。