ローダウンの仕上げにアライメント調整

2023年9月15日

先日ローダウン作業をさせて頂いたフィット（GE8）のアライメント調整です。

社外ステアリングのみ手持ちであるとの事で、ボスキットのみ御購入頂きました。

アライメント調整の前にまずはステアリング交換から進めます。

今となっては標準装備のエアバッグ装備車なので、まずはエアバッグが誤爆しない様にしてから、ボスを固定し、エアバッグの配線にダミーハーネスを接続し、スポーツステアリングを取り付けたら完成です。

ステアリング交換により、ステアリングセンターのズレが発生しましたので、アライメント調整するタイミングとしてはバッチリですね。

さてさて本題のアライメント調整を始めます。

何はともあれまずは測定です。

測定結果はキャンバー左右差が大きく、フロントトーの数値が恐ろしくズレている上に、ステアリングセンターもズレています。

スプリング交換のみの、純正ステアリングで試走した時はステアリングセンターズレは、殆ど感じなかったので、今回のステアリング交換の影響が大きいですね。

という事でしっかり調整します。

このお車のアライメント調整機構は、本来はフロントのトーだけですが、キャンバーも可能な範囲で微調整します。

調整はナックルのボルト部の遊び代（ガタ）調整なので、全く同じ数値という訳にはいきませんが、許容範囲内の左右差には出来ました。

それに伴って更にトーがズレましたｗｗ

後はズレてるトーを調整したら完成です。

アライメント調整後はステアリングセンターもバッチリで操舵感覚も正常になりました。

ローダウンしただけの状態では、ステアリングセンターズレはほぼないものの、トーの影響でステアリング操作が重すぎました。

ステアリング交換後はエアバッグが排除された分、操舵感覚は軽くなりましたが、ステアリングセンターは大きくズレました。

やっぱり、ステアリング交換やサスペンション交換後はアライメント調整が必須になりますね。

ステアリング交換はDIYでされる方も多いですが、ステアリングセンターズレが発症してしまってお困りの場合は、一度アライメント調整をお勧めします。

当店でパーツを取り付けたお車でなくとも、アライメント調整は承っておりますので、アライメント調整のみの御依頼もコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。