2023年4月7日
アルトワークス(HA36S)のマフラー交換作業です。
若いオーナー様でこの年代のお車ですので、かなりの‶馬力”がありますね。
お車購入費用だけでも高額なのに、そこに加えてマフラーカスタムです。
勢いがあるのはいい事ですね。
さて現状は純正マフラーなのですが、パッと見ただけではマフラーが何処なのか分かり辛いですが、矢印の部分がマフラー出口です。
見た目も音もかなり控え目ですよね。
そんな目立ってないマフラーを、今回はナンバープレートの下辺りに出口が付く形状のマフラーに交換します。
センター出しマフラーというタイプですね。
ただしそのままではバンパーとマフラーが干渉してしまうので、バンパーの赤丸部分を一部加工してのマフラー交換となります。
そんな大胆なパイプレイアウトを採用したマフラーは・・・
『HKS Super Turbo Muffler』です。
ストレート構造故に圧倒的な低排圧、そして音質に拘った乾いたスポーツサウンドが特徴のマフラーです。
メーカー希望小売価格 税抜価格¥128,000- です。
軽自動車のマフラーとしては、高価格帯に属するのではないでしょうか・・・
さて、ではそんな高級マフラーを早速取り付けたいと思います。
まずはこのお車では見慣れた光景ですが、純正マフラーを切断加工して社外マフラーを継ぐ形です。
今回のマフラーも同形状なので、いつも通り切断して切断面を綺麗にバリ取りして馴らして、付属のジョイントで純正マフラーとHKSマフラーをドッキングです。
現状はまだ仮付けです。
後はバンパー干渉部分を切除加工して、センター出し用の追加マフラーハンガーを取り付けて、全体を仮組み状態にします。
それから各部のクリアランスを確認しつつ、テールエンド位置の調整等を行い、位置が決まったら全体を本固定して完成です。
バンパー切除部分は付属のバンパープロテクターを取り付けて、リヤビューを引き締めます。
マフラー交換後はこんなに存在感たっぷりのリヤビューへと変貌を遂げました。
テールエンドが大きく目立つ様になっただけでなく、デュアルテール+センター出しがカスタム度合いを加速させています。
カーボンバンパープロテクターもいいアクセントです。
さて見た目の次は排気音が気になるところです。
排気漏れしていないか確認ついでに音も確認してみると、エンジン始動時の‶初爆”から既にスポーツサウンドを発生させています。
更に少しスロットルを煽るとスポーティーな乾いたサウンドが心地いいですね。
あ、排気漏れは全くなかったので取り付けは完了ですね。
マフラーは機能も勿論大事ですが、運転していて気分が上がる‶スポーツサウンド”は重要です。
ワインディング等で少し高めにエンジンを回していると、‶その気”にさせてくれます。
更に純正マフラーより排気音が聞き取りやすくなった事で、慣れは必要ですが大体のエンジン回転数が分かる様になり、タコメーターを見なくてもシフトチェンジのタイミングを掴みやすくなります。
視点移動を減らすだけで随分と運転し易くなるので、それだけでもマフラー交換の価値がありますね。
マフラー交換をしてみたい方はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。