2022年12月24日
年中スタッドレスを履いて走行していた方で、タイヤがあまりにも危険な状態だったので、今シーズンは急遽BLIZZAK VRX3に交換させて頂きました。
そんな危険な交換前の外したタイヤを御紹介したいと思います。
製造は2015年のタイヤなので、多少のひび割れ程度なら納得ですが、側面は刃物で切りつけた様に裂けています。
10年以上経過しているタイヤを交換する事もありますが、こんな状態は見掛けた事がないと思います。
裂傷部分を軽く持ち上げてみると、見えてはいけないタイヤ内部と御対面してしまいました。
交換前に空気圧を足してみようと試みた所、傷がどんどん広がって炸裂(爆発)する寸前になりました。
指定空気圧には遠く及ばない空気圧しか入れませんでしたが、そんな空気圧で炸裂しかけるってよっぽど酷いです・・・
過剰な空気圧不足でタイヤの負担が、正常時の何十倍・何百倍と掛かった結果と推測されます。
走行中に炸裂しなかっただけ良かったですが、空気圧不足はバーストを誘発することがあります。
空気圧さえしっかり管理すれば、バースト等の大きなトラブルは防ぎ易くなるので、空気圧の調整はかなり重要です。
今回は4本共同様に裂けてましたが、画像のタイヤが一番程度が良かった物ですw
酷いものはほぼ全周裂けてたので、作業で炸裂寸前のタイヤに触る事が恐怖心MAXでした。
炸裂するタイヤは、大怪我では済まないくらい非常に危険です。
タイヤが炸裂して歩行者の体の一部を吹っ飛ばしておきながら、「タイヤの異常に気付かなかった」では済まされません。
そんなある種の爆弾の様な破壊力を秘めてるので、タイヤの空気圧や損傷具合の確認は定期的に実施して頂きたいですね。
車は移動手段として便利ですが、使い方を間違えば簡単に‶凶器”にもなり得ます。
そうならない為にも、タイヤの点検を筆頭にメンテンスはコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。