2022年12月5日
走行中の姿勢安定化やハンドリング性向上等には、車高調投入での足廻り強化が効果的です。
それでも物足りなくなれば、追加補強バーに着手ですね。
という事で今回はスイフトスポーツ(ZC33S)にフロントストラットバー(タワーバー)を取り付けます。
以前にÖHLINS DFV(車高調)を取り付けさせて頂いているお車で、市街地をちょこっと走っただけでも純正との性能差が一目瞭然ではありますが、更にスポーツ性を光らせるべく補強パーツに手を出します。
サスペンションはストラット式で部品点数の少ないお車なので、補強パーツの効果は体感し易いかと思います。
取り付けるのはCUSCOのストラットバーでオーバルシャフト形状の物です。
補強バーとしてはリーズナブルで、手を出し易い製品ですね。
それでいて補強は効果的でありながら、エンジンルームも少し華やかにドレスアップされました。
製品自体は凄い魅力たっぷりなのですが、左右のブラケット取り付けが一部アクセスし辛く大変です。
ブレーキマスターシリンダー周辺のハーネス集中部に、M6ボルトナットで一カ所固定するのですが、「こんな狭い所に2つも工具入る⁉」という感じで、ここを固定するのに時間が掛かりました。
昨今の車あるあるで、昔ながらのサスペンションアッパーマウントのスタッドボルトに共締めではなく、サスペンションタワーに‶直接”ブラケットを固定する為に起こる現象ですねww
以上でストラットバーの取り付けは完了ですが、今回はアライメント調整も行います。
ストラットバー装着だけでは必要なさそうに思われますが、実はタイヤの付け替えも行っています。
と言っても、スタッドレスタイヤに交換という訳ではなく、純正タイヤホイールから手持ちの『RAYS VOLK RACING ZE40&POTENZA RE-71RS』に交換です。
流石に純正のタイヤホイールとは性能が違い過ぎる上に、少し前にリヤの車高を調整し直したりもしましたので、アライメント調整も行う運びとなりました。
アライメント調整はやっておいて正解でした。
左前がトーアウト方向にズレてました。
ハイグリップスポーツタイヤもアライメントがズレると機能が低下しますので、気持良く走るには必要な作業ですね。
最後に試運転ですが、店の周りを軽く回っただけで速度は全然乗ってませんが、交差点を曲がる時の応答性が良くなってます。
これはアライメントというよりはストラットバーの効果ですね。
直進での安定感もバッチリでアライメントも問題なく完了です。
補強パーツ導入やアライメント調整は、コクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。