2022年11月3日
全部が全部って訳ではないと思いますが、今回のお車はマフラーに関してはどうやら生産終了の様です。
因みにお車は平成4年式のギャラン(E39A)VR-4です。
エンジン自体はランエボに搭載されていた‶名機4G63”ですが、純正が入手不可なので社外マフラーを探しましたが、これも中々ないんです・・・
現状がフジツボ製なので、まだ製品があるかな?と調べた所、何と1種類のみ製品ラインナップが残ってました。
昨今の値上げ祭りで、価格は以前と比べるととんでもなく跳ね上がってますがww
そんな貴重なマフラーを早速メーカーに問い合わせた所、「在庫少な目ですが即納出来ます。ただし残り2本しかないので、御入用ならお早めに御連絡下さい」との事でした。
この機を逃すと大変なので早速注文させて頂き、注文の翌日に届いたのがコチラです。
当店が1本使用したので、メーカー在庫はラスト1本になっている事でしょうww
そして聞きはしませんでしたが、恐らくラスト1本の在庫がなくなると他メーカー同様に生産終了の御案内となる筈ですね。
メーカー希望小売価格が旧価格82,000円(税別)が、現価格135,000円(税別)と大幅値上げになっており、値上げ幅が痛いですが他に選択肢がない以上このマフラーを取り付ける他ありません。
そんな高価になったマフラーは即納して頂いたので、早速交換作業を進めます。
因みに今回の交換理由はマフラーの劣化で、所々穴が開いており、車検時に応急手当を施して何度か車検を受けていたものの、遂に限界という事での交換です。
車を持ち上げてパイプを見ると錆が多く、黒くなってるのは多分排気漏れではなく、シャーシブラックだと思いますが、一部白い部分はマフラーパテですね。
このマフラーもかなり年季が入っており、最近の社外マフラーは基本的にステンレスを使用してるメーカーが多いですが、錆をみる限り当時は鉄製の様ですね。
出口は2本出しでギャランVR-4の純正か?って勘違いしてしまう程マッチしてますね。
でもそんなスタイリッシュなマフラーも経年劣化には勝てず、とうとう世代交代の日がやって参りましたww
そして用意した大変貴重なマフラーは、『FUJITSUBO Legalis R』です。
オールステンレス製で触媒後から交換タイプです。
交換部分は今まで使用していたマフラーと同じですが、分割数が減ってます。
以前は3分割で今回は2分割の構成です。
マフラーの吊りゴム固定方法が変更になるので、外したマフラーから1個ずつマフラー吊りゴムを外します。
以前がマフラー側は吊りゴムをボルト固定でしたが、今回は車体側同様に挿し込むだけの一般的な固定方法になります。
関係ないですが、せっせと吊りゴムを外してるマフラーのパテ補修部分が、またまた穴が開いてるのが確認出来ますねww
吊りゴム移設が終わったら、後は組み付けていくだけです。
ボルトナットもボロボロでしたが、新品マフラーなのでボルトナットも付属で安心です。
2本出しもカッコよかったですが、Legalis Rは大口径のシングルテールです。
これはこれでありです。
何より排気漏れ独特の違和感だらけの音がなくなったので、見た目よりも音の変化の方が大きいですww
とはいえ、マフラーカッターではなくマフラーそのもので、このテールエンドの口径はステンレスの光沢と相まって惚れ惚れしますね。
そんな感じで無事排気漏れが直りました。
今回はカスタムではなく修理での交換ですが、社外品という事もあり修理でありながらカスタム感もあるマフラー交換となりました。
マフラーやその他の部品も貴重な車種ですが、何より年式を考えると車体そのものが貴重ですよね。
そんな貴重なギャランVR-4なので、可能な限り大事に乗ってあげて欲しいですね。
純正でも社外品でもマフラー交換はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。