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溝が減ってなくてもタイヤ交換は必要です

2022年6月25日

南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。

お車を複数台所有している方に多いのですが、年間走行距離が著しく短く保管してる期間が長いお車ってありますよね。

「走ってないから大丈夫」と思いがちですが、実は走ってなくても部品は劣化します。

例えば、バッテリーは微弱な放電を続けているので、乗ろうと思ったらバッテリーが上がってたなんて事もあります。

ある程度の距離を走行していると発電機の機能で充電されますが、全く走らずでは充電は一切されずに放電量の方が多い為に起きてしまう症状ですね。

ではタイヤはどうなのか・・・

タイヤは言うまでもなく素材が「ゴム」ですw

古くなってくるとゴムの弾力が無くなってヒビが発生し、最終的にはバーストやトレッド剥がれ等、普段あまり目にする事のない症状が発生します。

ゴムの劣化は輪ゴムを思い浮かべると分かり易いと思います。

新品の輪ゴムは割と強引に引っ張っても元に戻りますが、古い輪ゴムは軽く引っ張っただけで千切れて再起不能になりますよね。

ゴムというのは古くなるとそれくらい脆くなるという事ですね。

 

前置きが長くなりましたが、本題に移りますww

今回御入庫のお車のタイヤは・・・

何と2011年製造品です。

11年程経過しているので、タイヤのゴム寿命はとっくに限界を超えており、ヒビは細かいものから大きなものまで無数に入っています。

 

 

さらに、1本はトレッド剥がれが起きていました。

溝は十分に残っていたのですが、ゴムの劣化でゴム自体が脆くなっているとこうなります・・・

 

 

トレッド貼り直しやパンク修理なんて事は出来ないので、走行可能な状態に復元するにはタイヤ交換しか方法はありません。

という事で、トレッド剥がれは1本だけでしたが、残り3本も同時期のタイヤなのでトレッド剥がれが起きてもおかしくなく、安全面を優先して4本共新品に交換させて頂きます。

今回はトレッド剥がれで自車が損傷しただけでしたが、バーストでブレーキやステアリングが利かず、他車も損傷させてしまう可能性があったかも知れません。

公道は色んな人が利用する道路なので、自損で他車を巻き込まない為にも最低限のメンテナンスは重要ですね。

 

 

新品タイヤでトレッド剥がれが発現したらタイヤメーカーにクレーム案件ですが、今回は単純に長期間履き過ぎによる「ゴムの劣化」が原因でしたねww

普段使用しているお車も、そうでないお車も、タイヤ交換はコクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。

TEL:072-432-1818

 

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