2022年3月28日
南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。
本日はサスペンション作業の御紹介です。
お車はNT32エクストレイルです。
このお車はフロントの作業が大変です・・・
車高はこんな具合ですが、車高は変えないので作業後も見た目は変わりません。
まずは時間の掛かるフロントから進めますが、サスペンションは輸入車などのストラット式に多いナックル差し込みタイプです。
この構造とロアアームの取り付け方式等が相まって、なかなかサスペンションが抜けません・・・
毎度毎度色んな方法を探りますが、すんなり交換出来る方法が見当たりませんww
そんな感じで苦労して外したら、組み付けるショックアブソーバーは車高を下げないタイプなのでショックアブソーバーケース長は同じです。(純正形状です)
という事は付けるのも大変な訳です・・・
もっとロアアームが「だら~ん」と下がって、ナックルから脱着し易かったら簡単なんですが、ロアアームが全然下がらないので苦戦します。
用意したサスペンションは『TEIN EnduraPro PLUS』です。
純正形状ショックアブソーバーで、減衰力調整機能が付いてます。
オイル容量等は純正より拡大されてる事もあり、純正より高耐久となっております。
純正形状では最近はTEINが人気高騰中ですww
頑張ってフロントを完了させたら次はリヤです。
ショックアブソーバーのみ交換なので、フロントと違って凄く簡単に交換可能ですね。
なのでリヤはあっという間ですww
という感じで交換は完了しました。
リフレッシュでの交換なので、コイルスプリング以外は新品を用意させて頂きましたよ。
ベアリング不良やインシュレーター不良等で「異音発生」なんて事になると、もう一度同じ作業をする事になるので、後々の工賃を考えると新品で組み付けた方が得策です。
締め付けはしっかりと1G状態で締め付けております。
車高の変化はないので、サスペンション交換に伴うトーの変化量は、ローダウンやリフトアップ時に比べて少ないので、試運転でもステアリングセンターやステアリング操作感等ほぼ違和感がありませんでした。
ですが、サスペンション交換作業ともなると、どんなに慎重にやっても脱着時の多少のズレは発生します。
という訳で馴染ませ後のアライメント調整で、作業コンプリートですね。
純正形状サスペンションはKYBのイメージが強いですが、コストパフォーマンスと乗り心地に定評のあるTEINや、しっかり感やスポーツ性の高いBILSTEIN等色々選び易くなっていますね。
純正形状でも、車高調でも、スプリングだけでも、サスペンション交換してみたい方は、コクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。