2021年5月9日
ポテンザS007Aを後悔のないところまで使い切りました
本日のご紹介は当店の本業である『タイヤ交換』です。
同じタイヤですが、どちらが新品かは一目瞭然ですよね。。。
作業させていただいたお車はこちらのV36スカイライン。
大柄なクーペスタイルがカッコいいですね。
いつもタイヤ交換をご用命いただき、4輪アライメント調整もしっかりさせていただいているので
極端な偏摩耗はなく、高級なタイヤを最後まで使い切っていただきました。
スカイラインの場合は、内側の角が極端に減り、その他の溝は残っているのにタイヤ交換というような
もったいないケースも多いのですが
定期的にアライメント調整をさせていただいているので、キレイに減っているのが分かりますよね。
主溝(縦に4本入っている溝)がほとんど残っていませんね。
タイヤの使用限度ギリギリです。。。
ちなみに使用限度がどれだけかご存知ですか?
乗用車や軽自動車の場合、主溝のどれか1ヶ所でも1.6㎜に到達するとダメなんです。
道路運送車両法の保安基準で定められているので、基準を満たしていないと車検は通りませんし、
整備不良として捕まってしまう事もありますよ。
自分の車は大丈夫かな?と思った方は一度タイヤをチェックしてみてください。
点検の仕方は簡単です。
こちらは新品タイヤなので、もちろん溝はしっかり有りますよね。
その主溝の中に盛り上がった箇所が有るのですが、このふくらみが1.6mmの高さになっています。
スリップサインというのですが、このサインが表面に露出すると使用限度なのですぐにタイヤを替えましょうね。
ちなみにスリップサインの場所はタイヤ側面の▲マーク(丸印の箇所)で分かります。
このタイヤはほぼほぼ露出してますよね。
主溝は水たまりを走行する際に、タイヤを地面に接地させれるように水をかき出す役目を持っています。
つまり溝が浅くなって排水が追い付かなくなると、タイヤが地面に接地できなくなってスリップして危険なんです。
法律では1.6mmが限度ですが、当店でタイヤ交換される方は3~3.5mmくらいで交換される方が大半です。
溝が浅くなると排水性のは低下していき、上記の残溝くらいから雨の日のスリップを感じる方が多いようですね。
タイヤ交換が終われば、今回もしっかりとアライメント調整を実施します。
高性能タイヤのポテンシャルをしっかり発揮させつつ、タイヤを長く使えるようにきっちり作業させていただきました。
ちなみにこの車両のアライメント調整箇所は
リヤのキャンバーがコチラの偏心ボルトでアームを動かし
リヤのトー角はこちらの偏心ボルトでアームを動かし調整します。
フロントはこちらのタイロッドを回して長さを替えて調整します。
タイヤも新品になり、バッチリアライメントも合わせたので気持ちよくドライブ出来ますね。
このスカイラインは370GTなので6MT設定が有ったんですね。
心地の良い柿本マフラーのサウンドとミッション車の操る楽しさに
アライメント後に試乗させていただいた中澤も口元が緩んじゃいました。
今回はタイヤの残溝についてご紹介しましたが
当店にお越しいただければ、プロの目で無料診断させていただきますよ。
残溝量や偏摩耗の有無、タイヤの亀裂や損傷状態、ゴムの劣化具合に空気圧調整などきっちり診断しますので
お気軽にお申し付けくださいね。。。