2020年11月9日
今回のお車、実は車検での御入庫なのですがヘッドライトレンズが真っ白に白濁してしまってるので、光量不足で車検通過出来ない可能性が非常に高いです。
そこでまずはブライトフォームで簡易的に磨いてみましたが、「まだ駄目かな?」という仕上がりだったので、ヘッドライトコートを勧めさせて頂き、施工となりました。
それでは作業の御紹介です。
まずは作業前ですが、とは言ってもブライトフォームは作業済みです。
右はこんな感じです。
まだまだ、レンズの曇りがありますね。
左も同様です。
ブライトフォームでも取りきれないので、コンパウンドのみでは辛いと思い、マスキングを行い『水研ぎ』します。
徐々に番手を上げていって、次にコンパウンドでバフ掛けし、最後に下地処理剤で整えて、まずは下地の完成です。
ここまでが大変なんですよねww
あとは研磨剤等を払拭し、レンズを脱脂して完全乾燥後にコート剤を定着させて完成です。
するとここまで見違えるほどクリアなレンズに復活しましたよ。
※バフ掛けまででクリアにはなりますが、何も保護されてない無垢の状態なのでコーティングは必須です。
レンズ自体を丸ごと交換してしまえば一番綺麗なのは、誰の目にも明らかですが、かなり高額な出費になってしまいます。
レンズ交換と比べるとコストの差は、雲泥の差ですよww
ヘッドライトコートは新品レンズのハードコートと比べると耐久性は劣りますが、そこは価格を取るか耐久性を取るか難しい所です・・・。
車種によっては新品レンズは片側で10万円以上の場合もあります。
※ヘッドライトコートはコート剤定着の為の乾燥が重要ですので、雨天時は作業はオススメしておりません。