2020年11月1日
皆様タイヤ空気圧の調整はいつされたか覚えてますか?
推奨期間としては通常の空気で約1ヶ月、窒素ガスで約3ヶ月毎ですが、なかなか定期的にしっかり点検される方の方が少ないのが実情です・・・
それだけ軽視されがちなタイヤ空気圧ですが、少ないまま走ると悪影響しかありません。
今回はその悪影響の一例を御紹介します。
高速道路に入って本線に合流後、後ろのタイヤに違和感を感じ、「なんかフニャフニャする・・・」と思っていた矢先に強烈な爆発音と共に車体が激しく揺さ振られた様です。
そうです、今回はパンクではなくバーストが発生しております。
外側はぱっと見は問題なさそうに見えますが・・・(引きずって斑模様にはなってます)
タイヤはしっかり変形しちゃってます。
真円ではなく部分的に膨らんでます・・・
内側から見るとワイヤーも飛び出してこの惨状です。
因みに爆発した所はというと、こんな感じにバックリ裂けてます。
見えてはいけない中身が丸見えです・・・
因みに内面も御覧の様にベロンベロンにシワが入って、当然使い物になりません。
ですので新品タイヤに交換させて頂きました。
ホイールは軽微な歪みは出てますが、許容範囲かな?といった感じですので、タイヤのみ交換です。
タイヤ空気圧が少ないまま走行すると、必要以上にタイヤに負荷が掛かり、タイヤ内圧が上昇し、許容範囲を超えると今回の様になってしまいます・・・
今回のお客様は、ベテランドライバーの方でしたので単独で不動車になっただけで済みましたが、酷い場合は周りの通行車にぶつかったりする事も考えられます。
事故を起こさない・事故に他車を巻き込まない為にも、最低限タイヤの残り溝・空気圧・ゴムの劣化状況のチェックは定期的に行って頂きたいと思います。
御自身での点検が難しければ、お店に任せてもいいと思いますよww