2020年8月16日
走行距離がもうすぐ20万km到達のお車で、一度バッテリー上がりを起こしバッテリー交換したものの、オルタネータもかなりお疲れ気味なので、オルタネータを交換します。
走行距離を重ねるとバッテリー上がりの原因が、バッテリー以外の要因の場合があります。
何度もバッテリー交換したところで、大元の原因を解決しないとコストばかりかかるので要注意ですね・・・。
さぁてそれでは進めていきます。
まずはバッテリーマイナス端子を外して、暫く待つ間にベルト等を外していきます。
するとこんな感じでオルタネータ周りがバラバラになりました。
ボルトを外してもオルタネータが固着していたので、少し外すのに時間が掛かってしまいました。
因みに外したのはコチラの部品です。
オルタネータ・ベルト2本・テンショナーですね。
電話問い合わせだったので劣化具合が分からない為、後で不具合が出そうな所も一緒に交換します。
外したら後は新品部品を組んでいくだけなので簡単なハズなんですが、オルタネータがブラケットに全く入らず悪戦苦闘しました・・・
ようやく入ったと思ったら、支点ボルトのネジピッチが潰れてたので修正してやっと先に進めるといった感じですww
テンショナーも交換して、ベルトも交換してベルトの張り具合を調整したら完成です。
ベルトの張り過ぎや、テンショナー固定ボルトの締め過ぎはベアリングを傷める原因になり、異音や故障を引き起こしますので、いい塩梅に調整します。
最後にバッテリーを繋いで、少しアイドリングさせてベルトの伸びを確認し、問題無かったので修理完了です。
修理はどの項目にも言える事ですが、完全に壊れて自走出来なくなってからよりは、今回の様に自走可能な状態で予防交換される事をオススメします。
車は消耗品の塊なので、どの部品にも言える事ですが、定期的な点検や交換がオススメです。