2016年7月29日
本日は珍しいキャンピングカーの足回りのご紹介。
車は D22型のダットサントラックのキャンピングカーです。
よく見ると乗車席が4枚ドアのダブルキャブなんです。
よくあるキャンピングカーは2人乗りのシングルキャブか、5名乗車で2枚ドアのエクストラキャブなんですが、今回は珍しいダブルキャブ!
フロントの車高が下がり、最近はコトコト異音が発生するとの事で、フロントのショックアブソーバーとトーションバーを交換しました。
トーションバーって何???と思われる方もいらっしゃると思うので、簡単にご説明します。
通常車のサスペンション(スプリング)といえばコイル状のものが大半ですが、このお車の場合は金属の棒のねじれがスプリングの役割を果たしているんです。
さて交換ですが、足回りを外していると衝撃の事実が・・・
なんと、フロントのショックアブソーバーが折れています。。。付け根部分の溶接が見事に外れていました。
キャンピングカーは居住スペースを架装している為、重量も増し、足回りの負担も大きいので、定期的に点検をすることをオススメします。
さて、足回り交換も終わりアライメント調整を行ないましたが、リフトに載せると長さがギリギリです。
通常のダットサントラックを延長している為、恐ろしく全長が長くなっていました。
もう少し長ければアライメント調整が出来ないところでした。
そんなこんなで無事終了しましたが、ビックリするくらい汗をかいたので、今日は帰ってからのビールが美味しいですね。