2015年7月7日
四駆のリヤゲートに取り付けられているスペアタイヤが、気づいたら裂けていたと!
イタズラかなぁ~と相談を受けたのですが、これは古いタイヤや傷のついたタイヤの場合、たまに発生する現象なんです。
太陽の光と熱でタイヤが温められて、中の空気が膨張します。新しいタイヤや傷の無いタイヤは耐える事が出来るのですが、古く劣化していたり、傷が有ると膨張した空気圧に耐える事が出来なくなり、破裂することがあるのです。
分かりやすく例えると、古くなった輪ゴムは、ちょっと引っ張るだけで簡単に切れますよね。タイヤもゴム製品なので、古くなると輪ゴムと同じ事が起きても不思議ではないのです。
今回は2000年製造のタイヤでした。
保管状況にもよりますが、私の経験上、製造から10年以上は要注意ですので、心当たりのある方は点検してみては?