2022年10月13日
E51系エルグランドのタイヤ交換です。
使用中のタイヤは「レグノGRVⅡ」で、交換に使用するタイヤも同銘柄を御用意させて頂きました。
ミニバンでしっかり感や静粛性等のトータルバランスを考慮すると、やっぱりこのタイヤがオススメですね。
そして今回のタイヤ交換理由がコレです。
フロントタイヤなんですが溝が少ないのはともかくとして、外側の角が完全に擦り減って所々はワイヤーがそろそろ顔を出しそうな状態で、非常に危険です。
新品の角はこんなに角ばった形状なんですが、使用中の物は溝は無くツルツルで角も丸くなってしまってます。
こう比較すると交換した方がいいのが一目瞭然ですよね。
という事で、まずはササっとタイヤを交換してしまいます。
タイヤ交換自体はあっという間に完了です。
タイヤ交換は終了したんですが、角が減り易いミニバンとはいえ、先程の減り方はちょっと極端過ぎる気がするので、原因を探るべくアライメント調整もさせて頂きました。
測定結果は‶強烈なトーイン”が原因の様ですね。
恐らくですが、車検時等の「サイドスリップ調整」という作業で、過度にトーインがついてしまったのだと推測されます。
※とはいえサイドスリップ調整も重要な作業なんです
これに気付かずタイヤ交換だけで済ましていたら、またあっという間にタイヤの溝が無くなる所でしたので、原因が分かったので良かったです。
原因が分かれば後はアライメントの数値をいい感じに調整すれば改善可能です。
E51系エルグランドでは以下の調整が可能です。
【フロント】
・トー
【リヤ】
・トー
・キャンバー
リヤはフロントほど大きなズレはありませんでしたが、折角センサーを付けてるので、この機会にフロント同様にズレを修正します。
そんな感じでしっかりとアライメント調整を行ったら、今回の作業は完了です。
今回はあくまでも推測ですが車検時にズレたものだと思いますが、車検作業は車検に合格したからと言って「2年間安心して乗れる」という訳ではないので、注意が必要です。
今回の様に異常が発生した場合には車検を通した後であっても都度メンテナンスや調整が必要という事ですね。
タイヤの減りが異常に早い場合や、異常に偏った減り方の場合等は、アライメントがズレてしまっている可能性があります。
気になる方はコクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。
タイヤ交換と同時に御依頼頂くと、アライメント単独作業時よりもお得な価格で施工可能です。