2018年11月18日
今回はダイハツ ミラがタイヤ交換で来店しました。
問診よりフロントタイヤの内べりが見受けられ
ハンドルセンターがずれているのが分かりました。
まずは、タイヤ交換(一台分)をします。下廻りの点検でアームの曲がり、
ガタやブッシュの状態が大丈夫か確認します。
目視で問題はなかったので、次にアライメントを測定します。
センサーを付けて今の状態(タイヤの向きや角度)を測定すると・・・
室内のハンドルをまっすぐにしたデータですが、
右前タイヤは外側に向く過度なトゥアウト、
左側タイヤは内側に向くトゥインになっています。
この状態でまっすぐ走るには、ハンドルを左に傾けなければならず、
タイヤの内側に引きずり負荷がかかるため
外側に較べて早く摩耗してしまいます。
新車の時はアライメントが問題なくても、使用年数や走行距離がかさむと
目視では分からない劣化や歪みが生じてしまいます。
長年乗っていると慣れが生じてしまい
劣化や歪みに気づかない場合が大半です。
部品を交換しないと治らないケースもありますが、
車にはタイヤの向きを整える調整機構が備わっていて
適正に調整=アライメント調整ができます。
車が唯一地面と接しているのがタイヤであり、
タイヤの減り方によってはアライメント調整をお勧めします。
~ ありがとうございました ~