2019年8月27日
エルグランドの車高調整とアライメントを紹介します。
この写真は車高を上げた後です。
全長調整式の車高調の為、タイヤ・ホイールを外してケースの長さで調整しました。
リヤはタイヤ・ホイールを外し、更にスプリング&アジャスターも外して調整をします。
車両装着状態でも調整はできますが、スプリングのテンションが掛かっている為
アジャスター調整が硬く、無理に回すと削れるおそれがあるからです。
一緒にショックアブソーバーの長さも調整しました。
最初はタイヤがフェンダーに被っていたので随分上がったと思います。
一度試乗により足回りを馴染ませてからアライメントに入ります。
この状態では特にリヤタイヤの内減りが発生します。
車高を上げてもこのキャンバー角ですから
上げる前はもっとネガティブキャンバーだったのでは?
リヤはキャンバーとトゥ調整カムが付いていますが、
キャンバーの方はポジティブ方向全開になっている為、
左右を合わせる方向で進めます。
フロントはストラット構造なので、
トゥ調整がメインでキャンバーは左右合わせになります。
前後ともタイヤ・ホイールが車体からはみ出さないように、
なおかつ、今までより偏摩耗を抑制する(=タイヤを長持ちする)
セッティングになったと思います。
~ありがとうございます。~