2019年6月21日
今回は、先日ダウンスプリングを取付けたヴォクシーのアライメントを紹介します。
ダウンスプリングを付けてから200~300km走行後、車高が落ち着きました。
2~3mmは更に下がったような気がします。
測定時のデータですが、フロントのキャンバー・トゥの値では
タイヤの偏摩耗は避けられないでしょう。
車高を変えたらアライメントは常識となっていますが、
タイヤ交換時でも摩耗状況によってアライメントが必要になってきます。
スプリングを換えた際も行いますが、フロントロワアームの付け根ボルトの開放。
中にブッシュが圧入されていて、ねじれによって乗り心地を確保しています。
車高を下げた際、ねじれすぎたブッシュを1Gでねじれを戻して、性能・寿命を維持します。
フロントキャンバー角は、ストラットの付け根ボルトで少しですが調整することが出来ます。
フロントトゥ角はタイロッドに調整機能がありますので、ここで合わせます。
目見当ではまず合わせられない位シビアな調整です。
アライメント調整は目で見て分からない位の調整になりますが、
運転の印象やタイヤの接地感の違いは実感できると思います。
世の中の交通事故を減らす一歩として、車の性能を上げていくのも一つの手です。
アライメント調整でタイヤの角度を適正にして、タイヤをきちんと使うことによって、
走行安定性・ブレーキ性能・グリップ性能の向上に繋がり、
車の安全性に結びつくのではないでしょうか。
~ありがとうございました。~