2019年5月31日
タイヤの交換時期はご存知ですか。
①タイヤの溝が少なくなった時(スリップサインが見えている)。
②購入してから5年以上経過している。
③パンクやバーストなどで修理が不可能な場合。
上記に該当するならすぐにでも交換すべきです。
①に関しては、スリップサインはタイヤの溝1.6mmまで摩耗すると現れるサインです。
スリップサインが出ているタイヤでの走行は法律的に違反になりますので気をつけましょう。
また、タイヤの溝が少なくなると新品時と較べて排水性(ウェット性能)が低下するので
今までは大丈夫だったウェット路面が滑りやすくなります。
②に関しては、タイヤメーカーや製品にもよりますが、使用開始から3年目ぐらいから
ゴムの硬化よりひびが入ることがあります。タイヤの大半がゴムでできており、
ゴムの弾力でタイヤの性能を引き出しているところもあり、
弾力がなくなる=硬化するとグリップ力や乗り心地が低下します。
また、タイヤの摩耗の仕方もさまざまで、
1:外側または内側だけ摩耗してしまう場合
2:外側・内側両方の摩耗
3:中央だけの摩耗
など綺麗な減り方ではないことがあります。
2・3はタイヤの空気圧の調整で抑制することができます。
空気圧はパンクしてなくても少しずつ抜けていくので定期的なエアチェックが必要です。
1の片減りはタイヤの装着している角度がズレている場合が考えられます。
そこでアライメント調整でズレているタイヤの角度を修正して片減りを抑制します。
上の写真のタイヤは内側が摩耗しすぎてバースト寸前。
まだ溝が残っているのにもったいないです。
こうならないように日頃からチェックが必要です。
ご来店の際はスタッフがキッチリチェックさせて頂きます。