アライメント測定前にクルマを「点検」
アライメント測定前にクルマのコンディションをきめ細かく「点検」
お伺いしたお話の内容をもとに作業の方向性を見定めると、次はクルマを点検します。車高、ホイールベースを計測するほか、ステアリングセンターのずれなどをチェック。さらに下回りに接触痕はないかを確認し、サスペンションのラバーブッシュ、ボールジョイント類に問題がないかどうか細部にわたり点検。その上でアライメント測定を行い、足回りの状態をきめ細かく把握します。
なお、点検箇所に不具合があった場合は、写真撮影などを行います。お客さまへ点検のご報告をする際、わかりやすく説明し、作業内容についてご納得いただけるよう配慮しています。
店舗での実例
コクピット麻生:アライメント作業前に車両の下回り点検を実施
「ハンドルが取られやすい…」「もう少し乗り心地を良くしたい…」といったお悩みで来店されたお客様。おクルマはJZA80スープラで、コクピットの独自作業、スーパーアライメントを施工しました。アライメント測定を行う前には、ラバーブッシュのヒビや亀裂といった劣化をはじめ、アーム類の曲がりなど下回り全般の点検を実施。内外装同様下回りもグッドコンディションでしたので、そのまま作業を進めました。