2016年2月9日
マツダのDY型 デミオや、DC型 ベリーサのリアドラムの脱着は少し特殊です。
通常のドラムの様に、センターキャップを外し、ロックナットを外してはいけません。
ハブベアリングは、テーパーベアリングを使用しているので、プリロードの調整が必要になってしまうのと、最悪ベアリングが砕けるケースがあります。
なので、1枚目の写真のようにバックプレート側からアクセスします。
ABSセンサーが10mmのボルトで固定されているのでそれを外します。
次に17mmのボルトが4本ありますので、それを外すと、2枚目の写真のようにドラムがハブごと外れてきます。
取り付けの際は、17mmのボルトにネジ止め剤を塗布し、80Nmくらいのトルクで締め付けを行ってください。
3枚目の写真のような細めのユニバーサルジョイントを使用するとアクセスしやすいです。
ドラムブレーキの脱着は分解整備になりますので、認証を取得している工場でなければ作業は出来ません。
当店は、認証を取得しておりますので、分解整備のご依頼もお待ちしております。