2020年2月17日
今回はフーガHVのアライメントを紹介します。
タイヤ交換時にタイヤの内側が摩耗する「内減り」が発生しており、アライメントに至りました。
フーガHVは車体が大きく車重もある為、足廻りやタイヤに大きなウエイトがかかってきます。
245/40R20のタイヤは重い荷重を受け止め運動性能も高いレベルにありますが、
タイヤの偏摩耗はライフを縮めると同時に運動性能の低下につながり、
タイヤの性能が十分発揮されずに非常に勿体ないことです。
車高が少し下がっているのでキャンバーはネガティブ方向に寝てしまい、
トゥがアウトに開くことでタイヤの内減りが起こったと推測できます。
リヤはキャンバーとトゥの調整カムがそれぞれあり、ある程度の調整幅を持っています。
右リヤの拡大になります。
フロントはタイロッドでトゥ調整となります。
車種によってアライメント調整箇所は違ってきますが、
フロントのトゥ調整は必ずあるぐらい重要なところになり、
ここをしっかり合わせないと真っ直ぐ走らなくなります。
アライメント調整の認知度は昔に較べて上がってきてると思いますが、
まだまだどういう事をするのかわからない人も多いと感じています。
タイヤを無駄なく使い切るために
車両側でタイヤの取付角度を適正に修正するのがアライメント調整です。
頭の片隅でも閉まっておいて下さい。
~ありがとうございました~