2019年1月26日
今回はレクサス LS600hのアライメントです。
もともと20インチのタイヤホイールにエアサスの仕様を、車高を下げて
インチアップするとタイヤの内側数センチがつるつるになってしまう
という症状です。
赤くなっているところがアライメント基準から外れていて、特にフロント
左のトゥが大きくずれています。このデーターはハンドルを真っ直ぐに
固定した状態なので、このまま走行するとハンドルを右に傾けて真っ直ぐ
走ります。フロントのトゥは左右共-0°14位に配分される為に左右のタイヤの
内べりが予想されます。
フロントの下廻りより調整箇所はキャスター・キャンバー・トゥができます。
フロント3ヶ所調整できる車は少なく大幅な修正が可能になります。
リヤはトゥのみですがリヤ駆動の車にとって大切な調整機構です。
すべて基準値内に収まり車高が下がっているので少し味付けしています。
偏平が薄く幅の広いタイヤなので全く内べりがなくなる訳ではなく、今まで
より内べりが抑制されている、といったほうが合っていると思います。
あくまで一般的な調整例でありユーザー様の乗り方一つでベストな調整は
複数存在するでしょう。 ~ありがとうございました。~